
「ラジカセ」。その重くて大きな箱にはアナログの魅力がぎっしり詰まっています。
日本生まれの合体家電「ラジカセ」はラジオの深夜放送にはじまり、原宿・ホコ天の路上パフォーマンス、ニューヨークではヒップホップ文化の象徴となりました。場所も世代もボーダーレスな家電「ラジカセ」の持つデザインの多様性とそこから生まれたカルチャーを、日本随一のラジカセ・家電蒐集家、松崎順一氏がナビゲート。カセットテープ、レコード盤とともにアナログ回帰の盛り上がりをみせている今、ノスタルジーだけではなく新たなアクセスツールとして注目されているラジカセ。アナログの中にある豊かさと楽しさを発見する展覧会です。
本展ではラジカセデザインの魅力を伝えるとともに、ラジカセの普及とともに進化したカルチャーの紹介、カセットテープの音や、ラジオがもっと楽しくなる体験コーナーなど、ラジカセの魅力を多角的に紹介します。(『大ラジカセ展』ウェブサイトより)