ルイ・ヴィトンは、2016年4月23日(土)から6月19日(日)まで、東京にて「Volez,Voguez,Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ―旅するルイ・ヴィトン)」展を開催いたします。ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤールをキュレーターに迎えた今回のエキシビションは、創業者一族のアーカイヴから今日のルイ・ヴィトンを創り上げる人々にいたるまで、1854年から現在までのルイ・ヴィトンの壮大な軌跡を辿る旅となっています。
19世紀末より、ルイ・ヴィトンは日本と強い関係を築いてきました。モノグラム・キャンバスのインスピレーションの1つとも言われる「紋」にはじまり、多くの著名な日本人顧客との関わり、また村上隆から草間彌生といった日本の現代アーティストとのコラボレーションなど、エピソードは数えきれません。本展では、板垣退助が渡欧した際に購入したトランクも特別に展示されます。
ロバート・カーセンのアイデアと空間デザインによる本展は、旅をテーマとする10章で構成され、そのうちの1つは日本に特化した内容となっています。旅のストーリーはルイ・ヴィトンを象徴するアンティーク・トランク「マル」―そのデザインに備わったモダンな魅力には、ルイ・ヴィトンの大胆かつ独創的なエスプリが凝縮され、瞬く間にメゾンのアイコンとなりました。本エキシビションでは、ルイ・ヴィトンのアーカイヴから厳選されたオブジェやドキュメントとともに、ガリエラ宮パリ市立モード美術館や個人コレクターから貸与を受けた作品のほか、京都のヴィラ九条山の職人により制作されたトランクも展示されます。そして旅のフィナーレには、アトリエの職人たちが披露するルイ・ヴィトンならではのクラフツマンシップをご体感ください。(Louis Vuittonウェブサイトより)