本展覧会に込めたメッセージは「行動すること」です。21世紀になっても止む気配のない、狂気とも言える暴力、環境破壊、経済格差、民主主義の危機などを乗り越えるためには、一人ひとりが多様な意見に耳を傾け、自分自身の考えを培い、議論し、行動する必要があります。
本展示とトークイベントを通じて、人類が愚行を繰り返さないためにどうすればよいか、みなさんと一緒に考えたいと思います。展覧会は、2冊の書籍(『百年の愚行』2002年・『続・百年の愚行』2014年)に掲載した写真と、ドイツのゴアレーベンで繰り広げられた、核廃棄物最終処理場反対運動のポスターとで構成します。(京都造形芸術大学ウェブサイトより)