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  • 2016年5月24日(火)〜2016年5月30日(月)

東松照明写真展『光源の島』

日本を代表する写真家・東松照明は、1969年に初めて沖縄を撮影した後、1971年を沖縄本島と波照間島で過ごす。翌1972年は那覇で沖縄復帰を目撃し、以後一年あまりをその地で暮らした。

さらに1973年には宮古島に移住して半年ほど滞在し、その年の秋には台湾、フィリピン、マレーシア、インドネシア等の東南アジアの島々を回り、日本写真史の名作『太陽の鉛筆』(1975年)を発表する。以降も東松は繰り返し沖縄を訪れ撮影を継続し、晩年の2010年には再び沖縄へ居を移し、その地で生涯を終えている。東松の沖縄は自己の写真表現の方向を決定づけた特別な場所だった。

この度、東松にとって思い出深い島である宮古島で発見された百枚を超えるオリジナル・カラープリントは、今から四半世紀前に東京で初めて発表された、当時の雰囲気を瑞々しく伝える意味深い写真群である。時代的には1973年から1991年までの間に撮影された、デジタル写真へ移行する以前の東松の光と色のヴィジョンを直接伺い知ることのできる貴重な写真群となっている。沖縄の島々を広範囲に渡り歩きながら、それらの境界を超えてゆく海と空への感性の瑞々しさがそこには溢れ出る。

その死から四年が過ぎ、ますますその重要性と存在感を増す東松照明の写真は、私たちの現在と未来を投影する光源のような役割を果たしつつあるように思う。東松が沖縄の島の宇宙に張り巡らした新たな想像力の跳躍をこれらの写真から再び蘇らせてみたい。(伊藤俊治、石川直樹コメント・新宿ニコンサロンウェブサイトより)

東松照明写真展
『光源の島』

2016年5月24日(火)~5月30日(月)
会場:東京都 新宿ニコンサロン
時間:10:30~18:30(最終日は15:00まで)
料金:無料

  • 東松照明写真展『光源の島』より
    東松照明写真展『光源の島』より
  • 東松照明写真展『光源の島』より
    東松照明写真展『光源の島』より
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