
岩手県沿岸に位置する陸前高田で、津波のあとの時間を暮らした映像作家の小森はるかと、画家で作家の瀬尾夏美。
二人が、陸前高田で目の当たりにした風景や人びとの暮らし、地域への想いを、丁寧に描いた映像作品「波のした、土のうえ」を軸に、「震災」をさまざまなかたちで表現した作品展を、東京で初めて開催します。
津波のあとに残された痕跡と、そこに宿る人びとの記憶。彼女たちが拾い集めた「記録」に耳をすませ、私たちが震災から5年という年月で感じたこと、考えたことを改めて思い起こす機会にしたいと思います。また、そうしたそれぞれの想いを、被災地で地道に活動している人びとと対話するイベントも開催します。(Gallery蔵ウェブサイトより)