
『サクロモンテの丘~ロマの洞窟フラメンコ』はフラメンコが盛んな地域であるスペイン・サクロモンテ地区のルーツや記憶を探るドキュメンタリー映画。かつて迫害を受けたロマたちが洞窟に集住して文化を醸成したと言われ、多くのフラメンコアーティストを生み出すも、1963年に大きな水害に見舞われたサクロモンテ地区を取材する。
作品はサクロモンテに関わりを持つダンサー、歌手、演奏家らへのインタビューや、詩の朗読、演奏とダンスの記録映像などから構成される。監督は『デリリオ ―歓喜のサルサ―』のチュス・グティエレス。