
ブルックリンに暮らすジョナス・メカス。京都に暮らす、いしいしんじ。1922年生まれの映像作家と、1966年生まれの小説家。3月の夜、ふたりの「かけら」が混じり合います。
ジョナス・メカスは『リトアニアへの旅の追憶』(1971-1972)などの作品で知られる映像作家・詩人です。ナチスに故国を追われた彼は、たどりついたニューヨークで16ミリのぜんまい式カメラを手に入れ、日常の風景を撮りはじめました。「アンダーグラウンド・シネマの父」とも言われるメカスは、95歳になる現在も映画を撮り続け、自身のホームページに作品をアップし続けています。
今回は、2012年の新作『幸せな人生からの拾遺集(Outtakes from the life of a happy man)』を上映。あわせて、いしいしんじの「その場小説」を開催します。その場小説は、ブルックリンに住むボニー・エリオットが「その場翻訳」。時と時、空間と空間、夜と朝をつなぐスペシャルライブ。ご期待ください。(誠光社ウェブサイトより)
『ジョナス・メカス×いしいしんじ 「幸せな人生からの拾遺集」 映画×その場小説 スペシャルライブ』
2017年3月12日(日)
会場:京都府 誠光社
上映作品:『幸せな人生からの拾遺集』(監督:ジョナス・メカス)
料金:1,500円(ドリンク別)