舞台『野良女』は、昨年にドラマ化された『校閲ガール』シリーズで知られる宮木あや子の同名小説が原作。宮木にとって初の舞台化作品となる。恋人のDVや不倫、仕事の問題など様々な悩みを抱えながら、毎晩居酒屋に集まって女子会を開く「アラサー」独身女性5人の日常と葛藤を描く。
同公演では、5人の女性がそれぞれ想いを寄せる5人の男性役を1人の男性キャストが異なる表現方法で演じる。また、舞台のセットはストリップ劇場をモチーフとし、客席に張り出した花道の先に「ベッド」と名付けられた直径2メートルの円形ステージが設置されるという。
出演者は佐津川愛美、芹那、沢井美優、深谷美歩、菊地美香ら。演出は稲葉賀恵(文学座)、脚本は『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』が『第61回岸田國士戯曲賞』の最終候補作品にノミネートされたオノマリコ(趣向)が手掛け、音楽はオレノグラフィティ(劇団鹿殺し)が担当する。