
『山形国際ドキュメンタリー映画祭2015』アジア千波万波部門で特別賞を受賞した『きらめく拍手の音』は、耳の聞こえない両親の日常を、聴者である娘のイギル・ボラ監督の視点から捉えたドキュメンタリー映画。声の代わりに手と表情で会話する両親の日常や家族への思いと、彼らの愛情を受けて時に苦悩しながらも成長する監督とその弟の姿を映し出す。
監督のイギル・ボラは韓国芸術総合学校でドキュメンタリーを学んだ27歳。『きらめく拍手の音』が劇場公開デビュー作となる。
なお同作は、セリフだけでなく話者の表記や環境音、音楽の説明も交えたバリアフリー字幕版での公開を予定。
『きらめく拍手の音』
2017年6月10日からポレポレ東中野ほか全国で公開
監督:イギル・ボラ
出演:
イ・サングク
キル・ギュンヒ
イ・グァンヒ
イギル・ボラ
上映時間:80分
配給:ノンデライコ