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  • 2017年7月15日(土)〜2017年9月3日(日)

『地獄絵ワンダーランド』

『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』より「閻魔大王」 2013年水木プロダクション蔵 通期展示 ©水木プロダクション
『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』より「閻魔大王」 2013年水木プロダクション蔵 通期展示 ©水木プロダクション

約2500年前、釈迦はこの世を生死輪廻が繰り返される「迷い」の世界と見ました。科学が進んだ現代も、戦争や災害、貧困などが絶えず、この世は混迷の度を深めています。真実に目覚めることで、迷いの世界から解脱して、涅槃(悟り)の境地に至る教えが釈迦の教えであり、仏教という宗教としてアジアを中心に汎く展開しました。

仏教は自己の行為の責任を厳しく問います。業(行為)の思想が各地域の他界観念と結びつき、仏教独特の来世観を生み出しました。日本においては、平安時代に恵心僧都源信が『往生要集』を著したことを契機に、来世への希求と不安は一層強固になりました。悪行をなせば、六道輪廻の悪循環から抜け出せず、現世よりもっと酷い苦界へ堕ちること必定と聞けば、怖れと不安と絶望の闇へと突き落とされる。六道のなかでも地獄が突出して恐ろしい世界として微に入り細にわたって描かれ、絵画・彫刻・工芸などの多彩な作品へと結晶していきます。

誰しも苦しみから救われたいと願わずにはいられません。六道輪廻から抜け出し、苦悩のない安らかな世界に往生できればどんなにありがたいか。そうした人々の切なる願いを源泉として、来迎図や浄土図といった壮麗な浄土教美術が発達しました。

この展覧会は、「怖れ」と「憧れ」の象徴としての地獄と極楽の美術を通じて、日本人が抱いてきた死生観・来世観を辿るものですが、なかでも近世以降、民間で描かれた様々な地獄極楽図は「たのしい地獄絵」といわれるような展開を遂げたものもあり、ここではこれらにも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しんでいただきます。(三井記念美術館ウェブサイトより)

『地獄絵ワンダーランド』

2017年7月15日(土)~9月3日(日)
会場:東京都 三越前 三井記念美術館
時間:10:00~17:00(金曜は19:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(7月17日、8月14日は開館)、7月18日
料金:一般1,300円 高大生800円 70歳以上1,000円(要証明書)
※中学生以下無料
※金曜17:00以降の入場は別料金

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  • 『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』より「表紙」 2013年水木プロダクション蔵 通期展示 ©水木プロダクション
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  • 『熊野観心十界曼荼羅』 紙本着色 1幅 江戸時代 日本民藝館蔵 後期展示
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  • 『地蔵十王図』紙本着色 13幅のうち10幅 江戸時代 東京・東覚寺蔵 通期展示
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  • 『地獄絵ワンダーランド』フライヤービジュアル
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