「虫にせまる」「虫ものがたり」「虫をデザインする」「虫にみせられて」の4つのテーマでアートの中で表現された「虫」を紹介する展覧会。中国・明時代の重要文化財『瓜虫図』や、刀装具、馬具、擬人化された海の生物など奇怪なキャラクターが登場する江戸中期の画家・英一蝶の絵巻物『田原藤太秀郷』、葛飾北斎の肉筆画『南瓜花群虫図』、幕末明治の手足羽が動く金属製の昆虫、吉澤章の折り紙、辻輝子の万華鏡など約150点を前期後期に分けて展示する。さらに国立国会図書館が所蔵する喜多川歌麿の『画本虫ゑらみ』の特別展示も行なわれる。
会期中には、同館学芸グループ主任の河内えり子によるスライドレクチャー『虫尽くし展の見どころ』や、竹染工房インストラクターの八木信重によるワークショップ『駿河竹千筋細工の虫かごをつくろう』などを開催。詳細は佐野美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
『虫尽くし展』
- 会場
- 佐野美術館(静岡県)
- 公演期間
- 2017年9月9日(土)〜11月5日(日)
- 注意事項
- 開館時間=10:00~17:00。入館は閉館の30分前まで。木曜休館。9/18(月)は65歳以上無料。未就学児童および毎週土曜日は小中学生無料。
- 問い合わせ先
- 佐野美術館:055-975-7278
チケットぴあ より