東京芸術劇場は2012年9月のリニューアルオープンを機に、“芸劇dance”と名付けたダンスプロジェクトを始動しました。勅使川原三郎とオーレリー・デュポンが共演した「睡眠Sleep」、山下洋輔との「up」や、ベルギーのダンスカンパニー、ローザスの招聘公演といった国内外の第一線で活躍するアーティストの作品の上演をはじめ、勅使川原三郎や近藤良平らによるワークショップ、若手ダンスカンパニーの作品や他ジャンルとコラボレーションによる実験的な作品(束芋×森下真樹「錆から出た実」等)の提携公演など、様々な形でコンテンポラリーダンスの企画を行ってまいりました。そしてこの秋、日本のコンテンポラリーダンスシーンを牽引してきたカンパニーのひとつ、井手茂太率いるイデビアン・クルーが、満を持して東京芸術劇場に初登場いたします。
日常の何気ない一コマや日常に潜む動きや視線、人間関係を切り取り、出演者の個性を最大限に活かし独特の世界観を表現するイデビアン・クルー。絶妙な間合いを感じさせつつ切れ味の鋭い動きで構成される緩急自在、縦横無尽な作品は、コンテンポラリーダンスファンだけでなく多くの観客を魅了しています。井手茂太はイデビアン・クルーでの活動にとどまらず、近年では野田秀樹や三谷幸喜など、数々の舞台作品での振付やステージング、星野源や椎名林檎のMVやCMの振付を手がけており、その独創的な振付が国内外で注目され、さまざまなジャンルで活躍しています。
イデビアン・クルーの1年ぶりの新作となる「肩書ジャンクション」。本作で井手茂太は、劇場自体を活かした美術とダンサーの動きそのものに意識を置き、最小限の美術と研ぎすまされた人の動きに満ちた作品を目指します。いくつもの動きから見えてくる人と人との接点、垣間見えるドラマ、立場や関係に捉え方が広がる世界を展開し、新しいイデビアン・クルーの魅力の一面を見出す新たな挑戦になることでしょう。(プレスリリースより)
イデビアン・クルー『肩書ジャンクション』
- 会場
- 東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
- 公演期間
- 2017年10月20日(金)〜10月22日(日)
- 開場時間
- 2017年10月20日(金) 18:30
2017年10月21日(土) 12:30
2017年10月21日(土) 16:30
2017年10月22日(日) 12:30
2017年10月22日(日) 16:30
- 開演時間
- 2017年10月20日(金) 19:00
2017年10月21日(土) 13:00
2017年10月21日(土) 17:00
2017年10月22日(日) 13:00
2017年10月22日(日) 17:00
- 出演者など
- [演出]井手茂太 [振付]井手茂太 [出演]イデビアン・クルー
- 注意事項
- 未就学児童は入場不可。
- 問い合わせ先
- 東京芸術劇場ボックスオフィス:0570-010-296
チケットぴあ より