
『ワーグナー・プロジェクト』は、高山明が主宰するPort Bによる新作公演。『ワーグナー・プロジェクト』は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』をヒップホップに接続する試みだ。
上演初日に公開オーディションを実施し、出演者となる「ワーグナー・クルー」を選抜。会期中はラッパーやDJ、詩人らを講師に招いてスキルを磨き、最終日にライブを披露する。劇場をストリートに見立て、参加者は出入り自由、サイファーも自由に行なえる空間となり、ライブやグラフィティ、レクチャー、ワークショップ、MCバトルなどを同時多発的に展開。「詩・芸術・祝祭」を改めて問う内容になるという。
ワーグナー・クルーたちが学ぶ「学校」の講師は、GOMESS、斉藤斎藤、管啓次郎、瀬尾夏美、ダースレイダー、ベーソンズ、山田亮太ら。音楽監督は荏開津広、空間構成は小林恵吾、グラフィティはsnipe1が担当する。
公開オーディションの審査員はGOMESS、斉藤斎藤、瀬尾夏美、ダースレイダー、山田亮太、荏開津広、高山明らが務める。