チーム夜営の約15か月ぶりの新作となる公演『記憶の人』は、人並み外れた記憶力を持ち、些細なことでも全て覚えてしまう女性・船瀬昨良が主人公。膨大な記憶に疲れ、徐々に日常生活が送れなくなった昨良が、年老いてから回想の中に閉じこもった日々を送るというあらすじだ。
美術、映像、グラフィックデザイン、イラストレーションなどの分野で活動するメンバーが集い、演劇作品を制作する集団・チーム夜営。メンバーには大竹竜平、内田圭、小林弘樹、高澤聡美、寺本愛が名を連ねている。昨年には人工衛星の3兄弟と中国の小型気象観測衛星を描いた『衛星の兄弟』を上演した。
出演者は高澤聡美、馬場太史(俳優座)。演出はチーム夜営、脚本は大竹竜平が担当する。イラストレーションは寺本愛が手掛けている。