
映画『鋼の錬金術師』は、2001年から2010年まで漫画誌『月刊少年ガンガン』で連載された荒川弘の漫画の実写版。亡き母の「人体錬成」の代償として左足を失った国家錬金術師の「エド」ことエドワード・エルリックと、体を全て失ったが、鎧に魂を定着させて一命を取り留めた弟の「アル」ことアルフォンス・エルリックによる「賢者の石」を探す冒険を中心に、国家を揺るがす陰謀と戦いを描くファンタジーだ。
実写版でエド役を演じるのは山田涼介(Hey! Say! JUMP)。またエドたちの幼なじみで機械鎧技師のウィンリィ・ロックベル役を本田翼、「焔の錬金術師」の異名を持つ士官ロイ・マスタング大佐役をディーン・フジオカが演じる。
さらにマスタングの親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、ロス少尉役に夏菜、国家錬金術師のタッカー役に大泉洋、ドクター・マルコー役に國村隼、ハクロ将軍役に小日向文世、ホムンクルス「色欲」のラスト役に松雪泰子、「嫉妬」のエンヴィー役に本郷奏多、「暴食」のグラトニー役に内山信二、コーネロ教主役に石丸謙二郎がキャスティングされている。監督を務めるのは2002年の実写映画『ピンポン』を手掛けた曽利文彦。