
『彼女が目覚めるその日まで』は、難病を経験した実在のジャーナリストによるノンフィクションを映画化した作品。ニューヨーク・ポスト紙で若手記者として働くスザンナが、体のしびれや幻覚、幻聴、痙攣といった症状を経験するが、通常の検査では異常を見つけることができず、やがて会話も困難になっていく姿を、スザンナの両親や恋人が彼女を支え続ける様子と交えて描く。
原作となったのは「抗NMDA受容体脳炎」を経験したスザンナ・キャハランが回復後に記した書籍『脳に棲む魔物』。映画ではスザンナ役をクロエ・グレース・モレッツが演じるほか、共演者にトーマス・マン、キャリー=アン・モス、リチャード・アーミティッジ、タイラー・ペリー、ジェニー・スレイトが名を連ねている。製作にシャーリーズ・セロンが名を連ねており、監督と脚本をジェラルド・バレットが手掛けている。原題は『Brain on Fire』。