映画『ぼくの名前はズッキーニ』の主人公は事故で母親を亡くした9歳の少年イカール。母親がつけた「ズッキーニ」というニックネームを大切にしているイカールが孤児院に連れて行かれ、始めは馴染めずにいるが、複雑な事情を抱える仲間たちとの交流を通して次第に心を開いていく、というあらすじだ。
同作は、『第89回アカデミー賞』長編アニメーション部門にノミネートされたほか、2016年の『アヌシー国際アニメーション映画祭』最優秀作品賞、観客賞、『第42回セザール賞』最優秀脚色賞、最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど、多くの映画賞を受賞しているストップモーションアニメーション作品。2017年の『東京アニメアワードフェスティバル』では『ズッキーニと呼ばれて』のタイトルで上映された。
監督はスイス出身のクロード・バラ。同作の英題は『My Life as a Courgette』となる。