国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾(1954~)。古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトを集大成して展観します。本展では特に、隈が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの”という観点から概観を試みます。“もの”の開放によって、人の感覚や意識、そして環境を媒介する建築の可能性に迫る機会にご期待ください。(東京ステーションギャラリーウェブサイトより)
- 2018年3月3日(土)〜2018年5月6日(日)