舞台『雲のむこう、約束の場所』は、2004年に公開された新海誠の長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を原作とした公演。南北に分断された架空の日本を舞台に、青森県の津軽半島に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也、沢渡佐由理の3人が、世界の半分を覆う共産国家群「ユニオン」が支配する「エゾ」こと北海道の中央にそびえる巨大な塔を目指し、小型飛行機「ヴェラシーラ」を製作するも、完成間近に佐由理が姿を消してしまうというあらすじだ。舞台版では原作のストーリーに加え、分断された2つの国に暮らす大人たちの背景も描かれる。
主人公の藤沢浩紀役にふぉ~ゆ~の辰巳雄大、浩紀のクラスメイト白川拓也役にジャニーズJr.の高田翔、ヒロインの沢渡佐由理役にフェアリーズの伊藤萌々香がそれぞれキャスティング。また浅野温子、松澤一之、湖月わたるらが出演者に名を連ねている。