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  • 2018年4月27日(金)〜2018年6月16日(土)

小山泰介個展『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH #01: PHASE TRANS』

G/P galleryでは、2018年4月27日(金)より、小山泰介の新作個展『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH #01: PHASE TRANS』を開催いたします。

TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(以下、TPR)とは、小山と山峰潤也氏(水戸芸術館現代美術ギャラリー学芸員)が発起人となってはじめた現代写真プロジェクトです。TPRはオリンピックを目前に控えた東京の姿を、アーティストによる多様な視点からリサーチ・作品化し、2020年以降の社会へと受け継ぐことを目的としています。本展ではその第一弾として、ロンドン、アムステルダムでの約4年の海外活動を経て昨年末に帰国した小山による、東京のフィールドリサーチによって制作された写真と映像を交えた新作インスタレーションを発表いたします。

これまでも東京の特異性は多くの写真家を惹きつけ、さまざまな方法論でそれぞれの時代や視点による変容の姿が記録されてきました。小山も写真家としての活動をはじめた2000年代初頭より東京をフィールドに撮影し、2008年に発表した写真集「entropix」では、都市の表層を有機的に変化する現象として微視的な視点で鮮やかに捉えるアプローチを試み、これは作家を抽象写真や実験写真の探求へと向かわせるきっかけにもなりました。2009年には都内各所で虹色の広告ポスターを接写した「Rainbow Form」(2009)を発表し、その後、同シリーズを元に2016年までに5つのバリエーション作品「Melting Rainbows」(2010)、「Rainbow Waves」(2013)、「Seventh Depth」(2014)、「Pico」(2015)、映像作品「Pico – Infinity / Pico – Flash」(2016)として派生させた「Rainbow Variations」は、写真の本質である複製・反覆の可能性、デジタル・イメージの流動性を強く追求した小山の代表シリーズとして広く知られています。

本展では、東京を撮影した写真のオリジナルデータを全て消去し、データ復旧ソフトによって復元した際に発生したエラーイメージによる新作をはじめ、プロジェクションで投影されたイメージと投影先のテクスチャーとが引き起こす知覚的不一致にフォーカスした新作など、再び東京をモチーフに制作を始めた小山の現在をご覧いただけます。テクノロジーの発展が生み出した可能性だけでなく、その欠点や誤用をも取り込んで提示されるイメージは、時代とともにつねに更新しつづけてきた写真の歴史とイメージ・メイキングに対する探究を一貫して継続してきた作家の、新たな側面をあらわにすることでしょう。ぜひこの機会にご高覧ください。(G/P galleryウェブサイトより)

小山泰介個展
『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH #01: PHASE TRANS』

2018年4月27日(金)~6月16日(土)
会場:東京都 恵比寿 G/P gallery
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜
料金:無料

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  • 『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH #01: PHASE TRANS』より 2018 アーカイバル・ピグメント・プリント ©Taisuke Koyama, Courtesy of G/P gallery, Tokyo
    『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH #01: PHASE TRANS』より 2018 アーカイバル・ピグメント・プリント ©Taisuke Koyama, Courtesy of G/P gallery, Tokyo
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