『マルクス・エンゲルス』は、産業革命によって経済格差が生まれ、不当な労働条件がはびこる1840年代のヨーロッパが舞台の映画。
同作では、搾取と不平等な世界に対抗すべく独自の経済論を展開したことでドイツを追われ、フランスに辿り着いたマルクスが、エンゲルスとの出会いをきっかけに新しい労働運動をけん引し、やがて『共産党宣言』を執筆するまでの日々を描く。監督を『ルムンバの叫び』『私はあなたのニグロではない』などを手掛けたラウル・ペックが務め、マルクス役をアウグスト・ディール、エンゲルス役をシュテファン・コナルスケが演じる。
『マルクス・エンゲルス』
2018年4月28日(土)から岩波ホールほか全国順次公開
監督:ラウル・ペック
出演:
アウグスト・ディール
シュテファン・コナルスケ
上映時間:118分
配給:ハーク