1950年にオランダ・アイントホーフェンで生まれたアーティストのヘンク・フィシュ。ドイツ・ミュンヘン、オランダ・ロッテルダム、ベルギー・アントワープなどヨーロッパ各地に設置された公共彫刻や、思想の形態を擬人化した立体作品、詩的なドローイング作品などを発表し、「不可視であるもの」に対する問いかけを続けている。
『At the edges of the cultivated land 耕された土地の端で』はヘンク・フィシュの個展で、フィシュ自身が展示空間を構成し、今年に制作された新作彫刻12点を中心に紹介。ブロンズ製の鋳造像をベースに、透けるアクリルやガラス、電気仕掛けの動力、木片、模型などを組み合わせた彫刻の周囲にはドローイング約20点が並べられる。
5月26日には『六本木アートナイト』との関連イベントとして作家を囲んだアーティストレセプションを実施。