笹田晋平と宍倉志信の共同個展が8月2日から新宿デカメロンで開催

笹田晋平と宍倉志信の共同個展『ビューティフル・イミテーション／だれもあなたのことを忘れてくれない』が8月2日から新宿デカメロンで開催。それぞれの個展は大枠でのコンセプトやテーマを設定することなく、別の展覧会として話し合いを進め、グループ展とは別の仕方を構想し、制作されたという。

『ビューティフル・イミテーション』では、神戸大学卒業後に画家活動をスタートした笹田晋平が、2020年以降から始めた点描画シリーズの歌舞伎町を舞台にした新作を発表。

『だれもあなたのことを忘れてくれない』では、東京藝術大学院卒業後、映像を用いた作品で作家活動を始めた宍倉志信がパチスロ型の作品を出品。作家自身が構想した架空の団体「健康機構」からリリースされた健康診断機器作品だという。参加者は100円硬貨をパチスロ型の健康診断機器に支払いプレイすることで、鑑賞者自身が持つ思想について診断を受けることになり、それぞれの思想の個性に合わせた診断書が発行されるとのこと。

デザイナーの奥田奈保子がそれぞれの個展に呼応するタイトルロゴと、その2つが組み合わさりデザインされたメインビジュアルを担当。企画、構想は吉田山（FL田SH）。