AIと人間はどう違う? パフォーマンスを通じてテクノロジーと人間の関係性の未来を考える
2022.
10.04
ローレン・リー・マッカーシーとカイル・マクドナルドによる新作パフォーマンス『アンラーニング・ランゲージ』が11月12日から山口情報芸術センター[YCAM]で世界初公開される。
アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動するローレン・リー・マッカーシーとカイル・マクドナルド。「コード(コンピュータープログラム)」を表現方法として用い、高度情報化社会を批評的に捉える映像作品やインスタレーション作品、パフォーマンス作品を発表しているほか、多様な人々がコードを用いた表現に触れ、学ぶためのツール開発も行なっている。
YCAMの情報とインターネットの未来を探る研究開発プロジェクト『鎖国[Walled Garden]プロジェクト』の一環として公開される『アンラーニング・ランゲージ』は、「AI(人工知能)にはない人間の資質とはなにか?」というテーマを探求する観客体験型パフォーマンス作品。作中にはAIが登場し、観客にさまざまな問いを投げかけ、観客はAIに対応していく過程で人間とマシンの違いについて考えを深めていく内容になっているという。
会期中にはインターネットやAIの今日的状況に触れる展示やトークイベントを多数開催。詳細はYCAMのオフィシャルサイトで確認しよう。
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?