「水」が想起させる緩やかな主体性を探る『between / of』展、12月4日まで開催中。ロニ・ホーンら出展

2022. 11.22
©Keigo Shiotani

展覧会『between / of』が12月4日まで根津のThe 5th Floorで開催されている。

岩田智哉がキュレーションする同展は、他者との緩やかなつながりを持った主体意識を、「水」をモチーフに身体感覚を通して思考する試み。固定化された境界を持たず、常に中間的(in-between)で相互浸透的な「水」が想起させる緩やかな主体性を、写真や映像、音や光、香りといった現象的なメディアを扱うアーティストの作品を通して探る。出展作家はロニ・ホーン、アナイス・カレニン、宮崎すみれ、村田啓、知子ソヴァージュ。

【ステートメント】
水は関係性とつながりに関するものである。水はその見た目の通り、身体のあいだ・なかを、空間と時間を超えて、別々の個別性という見せかけを否定する地球上の循環システムの中を流れている。

———— Cecilia Chen, Janine MacLeod, and Astrida Neimanis, eds., Thinking with Water (Montreal: McGill Queen’s University Press, 2013), p. 12.

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