布施琳太郎の個展『絶縁のステートメント』が6月から開催。映像作品と平面絵画を展示
2023.
05.24

布施琳太郎の個展『絶縁のステートメント』が6月23日から六本木・SNOW Contemporaryで開催される。
1994年生まれの布施琳太郎。メディア環境に生きる人間の認知や慣習、それによる社会と人の距離やコミュニケーションのあり方など「可視化されないが実在する意識の変容や違和感」を、絵画や映像作品を通じて顕在化させた作品を制作しているほか、批評や詩の執筆、展覧会企画、ウェブサイトの制作なども行なっている。
同展では、人と人がコミュニケーションをした場合、その2人は絶縁しなければならない未来社会に人類が制作した(とされる)映像作品と数点の平面絵画を展示。布施は「すべてが現在のなかで操作可能な変数になってしまった時代において、展覧会は異なる時間感覚を再起動する装置であって欲しい」と語っている。