特集 PR

“時をこえ” HYインタビュー

“時をこえ” HYインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
2010/08/10

あなたはHYというバンドについてどんなイメージを持っているだろうか? 沖縄出身・ストリート発・売れてるバンド…もはや、そういったパブリック・イメージだけではとても語ることのできない場所に彼らはいる。結成10周年を迎え、彼らが現在チャレンジしているのは、沖縄民謡とゴスペルを混ぜ合わせるという大胆な発想で、命の尊さについて歌う“時をこえ”という楽曲を、全国各地へと届けること。約一年間で161本におよぶライブハウス・ツアーで見ることができるのは、毎晩2時間以上に及ぶステージを全力で続けるプロフェッショナルなパフォーマンス集団でありながら、いつまでもファンと一緒に成長していきたいという偉大なるアマチュアリズムを持ち合わせた、稀有なライブ・バンドの姿である。その活動の背景にある想いを、ボーカルの新里英之と、ギターの宮里悠平に聞いた。

(インタビュー・テキスト:金子厚武)

感謝の気持ちを込めて、みんなの街に自分たちから行こうっていうのが今回のツアーですね。

―現在は大規模なライブハウス・ツアーの真っ最中ですが、その49本目(7月21日現在)が終わった今、手応えはいかがですか?

新里:今のところホント順調で、アクシデントもなく、メンバーも体調を壊すことなく進んできてます。やっぱりいろんな土地を回るから、その土地その土地のものに触れる楽しみがあって、中だるみも全くないですね。

―ライブでは音楽はもちろん、トークも盛りだくさんですよね。

新里:自分たちはファンのみんなとの距離感をすごく大切にしてるんです。ストリート・ライブが自分たちの原点にあるんですけど、ストリート・ライブってみんなと目線が同じなんです。だから、(ホールに比べてライブハウスだと)みんなとの距離が近いっていうのがすごく楽しいんですよね。トークはみんなとの距離がさらに近くなるので、すごく大切にしてますね。

“時をこえ” HYインタビュー

―悠平さん、これまでのツアーはどうですか?

宮里:ライブハウスはひさしぶりだし、やっぱり行ったことのない土地に行くのがすごく新鮮ですね。「ホントにお客さん来るのかな?」って思うところもあったり(笑)。

―アリーナやホールでもプレイする一方で、こうやって全国のライブハウスをくまなく回るのは、お客さんとの距離感を大事にするHYならではですよね。では、そんなHYにとってお客さんとはどういう存在ですか?

新里:みんながいてくれたおかげで、今の自分がいるわけで、ホントになくてはならない存在ですね。みんながいて、聴いてもらって、それを仕事にして、生活できて、ご飯食べれてるっていうのは本当に感謝です。10周年を迎えられたのもホントにみんなのおかげだから、その感謝の気持ちを込めて、みんなの街に自分たちから行こうっていうのが今回のツアーですね。

―去年10周年記念で行われた沖縄でのストリート・ライブに2万人も集まったっていうのも、まさにお客さんとの信頼関係の表れですよね。

新里:あの人数はホントに驚きましたね。前回が5千人集まって、それにもびっくりしたんで、5千人より減らないかなってすごく心配してたんですね。そうしたら、倍以上も見に来てくれる方がいて本当に嬉しかったです。

―HYは「アーティストとお客さん」っていう関係性だけじゃなくて、お客さん同士の関係性も大事にしてますよね。先日のライブでも「隣の人同士、挨拶しましょう!」って言っていたり。

新里:そうですね。見に来てくれた方たち同士は初対面かもしれないけど、自分たちの曲で共感してくれたみんなだから、絶対心は通じ合うと思うんです。ライブハウスなんで、押し合いになったりすることもあるんですけど、男性の方が女性を押したりするのがちょっとでも目に入ると、とっても気になるっていうか、嫌なんですよね。だから、どうにか仲良くしてほしくて、トークでそういう風にしたり、何をすればいいかっていっぱい考えますね。

Page 1
次へ
HY密着ドキュメンタリー放送決定

NHK総合『沖縄の「魂」を歌う“カリスマロックバンド”HY』
2010年8月15日(日)総合 23:15〜0:00放送

リリース情報

ACHI SOUND 〜HY LOVE SUMMER〜
HY
『ACHI SOUND 〜HY LOVE SUMMER〜』

2010年8月11日発売
価格:2,300円(税込)
HYCK-50001

1.
2. Street Story
3. そこにあるべきではないもの
4.
5. Ocean
6. HY(ラブ)SUMMER
7. ホワイトビーチ
8.
9. 時をこえ
10.
11. サヨナラ彼女(ボーナストラック)
12. たった一言(ボーナストラック)

プロフィール

HY

沖縄在住の5人組インディーズアーティスト。結成10周年を迎えリリースした最新アルバム『Whistle』は、インディーズとして最多となる4作目のオリコン1位を獲得する記録を更新しながらも、現在、全都道府県161本のライブハウスツアー“HY MACHIKANTY SO-TANDOH TOUR 2010-2011”で、彼らの原点でもあるストリート・ライブと変わらぬ“感謝の気持ちを直接伝えたい”という想いを全国に丁寧に届けている。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

LUMINE ART FAIR - My First collection / Art of New York City

10月12日、13日にルミネ新宿で開催する『LUMINE ART FAIR -My First Collection』のために制作された動画。現地アーティスト2名の言葉と、リアルな空気感とともにNYのアートシーンを紹介している。「NY、かっこいい!」という気持ちがムクムク膨れ上がってくるはずだし、アートに触れるきっかけはそれくらいがちょうどいいと思う。(石澤)

  1. ドラマ『まだ結婚できない男』。新キャスト迎えて13年後を描く 1

    ドラマ『まだ結婚できない男』。新キャスト迎えて13年後を描く

  2. 中山美穂がダンサーに恋 松尾スズキ監督・脚本・主演『108』本編映像公開 2

    中山美穂がダンサーに恋 松尾スズキ監督・脚本・主演『108』本編映像公開

  3. セクゾ中島健人&菊池風磨が「ガルボ」のキニナル食感を70種の表情で表現 3

    セクゾ中島健人&菊池風磨が「ガルボ」のキニナル食感を70種の表情で表現

  4. 『全感覚祭』が10月13日に渋谷複数会場で急遽開催、千葉会場中止を受け 4

    『全感覚祭』が10月13日に渋谷複数会場で急遽開催、千葉会場中止を受け

  5. 宮藤官九郎の新作舞台『もうがまんできない』に阿部サダヲ、松尾スズキら 5

    宮藤官九郎の新作舞台『もうがまんできない』に阿部サダヲ、松尾スズキら

  6. フレデリックの表現がユニークな理由 双子の関係と想像力に秘密が 6

    フレデリックの表現がユニークな理由 双子の関係と想像力に秘密が

  7. 『水曜どうでしょう』漫画化、『週刊少年チャンピオン』で連載 7

    『水曜どうでしょう』漫画化、『週刊少年チャンピオン』で連載

  8. 宮沢氷魚と藤原季節が額をくっつける、今泉力哉『his』ポスター&場面写真 8

    宮沢氷魚と藤原季節が額をくっつける、今泉力哉『his』ポスター&場面写真

  9. 細野晴臣『NO SMOKING』特別映像公開 坂本龍一、高橋幸宏、星野源ら登場 9

    細野晴臣『NO SMOKING』特別映像公開 坂本龍一、高橋幸宏、星野源ら登場

  10. 小沢健二の新アルバム『So kakkoii 宇宙』11月発表、新曲配信&ライブも 10

    小沢健二の新アルバム『So kakkoii 宇宙』11月発表、新曲配信&ライブも