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ストレイテナー、トリビュート盤を全曲解剖。11組への敬意も語る

ストレイテナー、トリビュート盤を全曲解剖。11組への敬意も語る

audio-technica SOLID BASS「ATH-WS990BT」「ATH-WS660BT」
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:永峰拓也 編集:矢島由佳子

さわおさんから、「めちゃくちゃいいできになりそうだからアルバムの最後の曲にしろ」とも言われてました(笑)。

—そして11曲目には、the pillowsによる“Farewell Dear Deadman”(2006年)が収録されています。

ホリエ:僕らは、『SYNCHRONIZED ROCKERS』(2004年)というthe pillowsのトリビュートアルバムに参加し、“RUNNERS HIGH”をカバーさせてもらって。それで僕らを知ったという声を未だに聞くんですよね。とにかく錚々たる参加アーティスト(Mr.Children、BUMP OF CHICKEN、YO-KINGなど)に混じって、完全に「新人枠」で入れてもらったのですが、それが僕らにいろんなきっかけを与えてくれました。

そして今回また、いろいろ与えていただきましたね。そもそも2、3年前に(山中)さわおさん(the pillowsボーカル)から「ストレイテナーって、トリビュート作らないの?」って言われたのが、今回のきっかけなんですよ。それがなかったら、「15周年でトリビュートをやろう」という発想はなかった。そのときから、「やるんだったら俺たちにも声かけろよ」と言われてましたね(笑)。

さわおさんからレコーディングの途中にメールが来て、「めちゃくちゃいいできになりそうだからアルバムの最後の曲にしろ」とも言われてました(笑)。オリジナルよりもアッパーになっていて、最後はシンガロングで終わる展開が、すごくいいなと。このアイデア、もらっちゃおうかなと思っています(笑)。

昔のthe pillowsは、ボーカルを全編ダブルトラックにしていたんですけど、今はセクション毎にシングルとダブルを分けていたりして。この曲も平歌はシングル、サビでダブルというふうになっていて、「ATH-WS990BT」で聴くと、そのレイヤーもよく聴こえて楽しいですね。

「ATH-WS990BT」
「ATH-WS990BT」(商品詳細を見る

バンドとしてのあり方を模索しているなか、ひとつの指標となり得る楽曲ができたのはすごく心強かったです。

—最後を締めくくるのは、“SAD AND BEAUTIFUL WORLD“(2005年)のセルフカバーです。

ホリエ:“SAD AND BEAUTIFUL WORLD”は、デビュー10周年の武道館ライブのセットリストをファン投票で決めたときに1位だったんですよ。おそらく、あまりライブでやってこなかったのもあって、「ライブで聴きたい」という気持ちの表れでもあったとは思うんですけど。

実験的な部分もありつつストレートな潔さもあり、歌詞、サウンド、アレンジも含めてストレイテナーというバンドを象徴する曲だなって、今になって思いますね。この曲をリリースしたのは2005年。2ndアルバム(『TITLE』)を作りながら、バンドとしてのあり方を模索しているなか、「ストレイテナーって、こうだよね」と思えるような、ひとつの指標となり得る楽曲ができたのはすごく心強かったです。

今回、セルフカバーするにあたってピアノから始まるアレンジにしてみました。すでにライブでも披露しているので、その勢いを大事にしたかったというか、あまり作り込まずにステージの臨場感をそのまま録りたいと思って、ほぼ1テイクで完成させたんです。ミックスダウンでは、ストレイテナーはいつもギターをLとRに完全に振り分けているんですけど、「ATH-WS990BT」で聴くとそれがしっかり再現されていて、演奏している様子が浮かんでくるのが嬉しいですね。

僕、普段使っているイヤホンもaudio-technicaなんです。

—最後に改めて、『PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~』を、audio-technica「ATH-WS990BT」で聴いてみた感想を教えてください。

ホリエ:実はこのアルバム、ずっとカーステで聴いていたので、ヘッドホンで聴くこと自体が初めてだったんですよ(笑)。まずそれが新鮮だったし、奥行きや広がりをしっかり感じながら聴くことができました。

僕、普段使っているインナーイヤー型イヤホンもaudio-technicaなんです。他のブランドもいろいろ試した結果、それが一番よかったから使っているし、周囲にもおすすめしていたのですが、この「ATH-WS990BT」も、僕が今持っているものと傾向としては同じだと思いました。低音が強調されすぎず、程よくタイトでベースラインがしっかり聴こえてくるのが嬉しいですね。

左から:「ATH-WS660BT」、「ATH-WS990BT」
左から:「ATH-WS660BT」(商品詳細を見る)、「ATH-WS990BT」(商品詳細を見る

—中域のふくよかさ、高域の立ち上がりはいかがでしょう?

ホリエ:いい感じです。どの帯域も耳に痛いところや耳障りなところがない。たとえば、ハットなどシンバル類も、アタックの立ち上がりがクリアでありつつ、その余韻が柔らかく楽曲を包み込んでいく様子や、リバーブが減衰していく様子なども、他の音に埋もれていない。非常に分離がよくて、定位感などもしっかり再現されています。ここまでよく聴こえると、ミックスの手腕が問われちゃいますね(笑)。

—硬度が異なる2層のクッション材による、独自のイヤパッド構造を採用しているのですが、装着したときの感触はいかがでしたか?

ホリエ:装着した瞬間、ちょうどいいホールド感だなと思いましたね。締め付けもせず、緩くもなく。素材感も心地いいです。

「ATH-WS990BT」
「ATH-WS990BT」(商品詳細を見る

—ノイズキャンセリング機能(「ATH-WS990BT」のみ)やワイヤレス機能による音質の感覚は、いかがでしょう?

ホリエ:ワイヤレスはこれまで使ったことがなかったのですが、すごいなと思いました。ノイキャンって、ものによっては「ノイキャンの音」が流れてきて不自然さを感じるのですが、それがなかったし、ワイヤレスによる音の劣化も特に気にならないです。僕は非常にアナログな人間なので(笑)、再生機器とのペアリングが難しいんじゃないか? と思って敬遠していたところもあったんですが、今やワンタッチでできるんですね(笑)。

「ATH-WS990BT」。約30時間の長時間ワイヤレスリスニング(「ATH-WS660BT」は40時間)を実現
「ATH-WS990BT」(商品詳細を見る)。約30時間の長時間ワイヤレスリスニング(「ATH-WS660BT」は40時間)を実現

—ホリエさんには「ATH-WS660BT」も試聴していただきましたが、こちらの感想はいかがでしょう?

ホリエ:「ATH-WS990BT」と同様に、ちゃんと低音が聴こえてきます。「ATH-WS990BT」に比べると密閉感や臨場感、埋没感は多少落ちますが、この価格帯にしては十分じゃないでしょうか。

「ATH-WS660BT」
「ATH-WS660BT」(商品詳細を見る

「ATH-WS990BT」
「ATH-WS990BT」(商品詳細を見る

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商品情報

『audio-technica SOLID BASS「ATH-WS990BT」』
『audio-technica SOLID BASS「ATH-WS990BT」』

2017年11月10日(金)発売予定
価格:オープン価格

『audio-technica SOLID BASS「ATH-WS660BT」』
『audio-technica SOLID BASS「ATH-WS660BT」』

2017年11月10日(金)発売予定
価格:オープン価格

プロジェクト情報

『Wireless Journey Projects』
『Wireless Journey Projects』

「自由で刺激的な暮らしのそばに、オーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンを。一人一人のインディペンデントが呼応し、ここで暮らす人は、音楽を愛する人は、いつの間にかつながっていく。自由で縛られない、ワイヤレスな旅をあなたに」というコンセプトのもと始まる『Wireless Journey Projects』は、ワイヤレスヘッドホンを持つ喜びを、ワイヤレスヘッドホンで聴く喜びをもっともっと多くの方に感じていただきたいという想いのもと、発案されました。

この『Wireless Journey Projects』の一環として、11月11日より、都内のカフェを中心に、ワイヤレスヘッドホンでの試聴体験の他、カフェとのオリジナルコラボメニューやフォトスポットなどSNS映えするコンテンツを展開予定です。

『Wireless Journey Projects』
11月11日(土)~11月19日(日)
会場:東京都 J.S.PANCAKE CAFÉ渋谷店
※その他、都内のカフェを中心に展開予定

リリース情報

V.A.『PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~』通常盤
V.A.
『PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~』通常盤(CD)

2017年10月18日(水)発売
価格:3,240円(税込)
TYCT-60109

1.ROCKSTEADY / MONOEYES
2.KILLER TUNE / go!go!vanillas
3.シーグラス / back number
4.SIX DAY WONDER / ACIDMAN
5.冬の太陽 / majiko
6.Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet
7.TRAVELING GARGOYLE / SPECIAL OTHERS
8.シンクロ / THE BACK HORN
9.REMINDER / My Hair is Bad
10.SENSELESS STORY TELLER SONY / ASIAN KUNG-FU GENERATION
11.Farewell Dear Deadman / the pillows
12.SAD AND BEAUTIFUL WORLD / STRAIGHTENER

ストレイテナー×秦 基博『灯り』
ストレイテナー×秦 基博
『灯り』(CD)

2017年11月15日(水)発売
価格:1,080円(税込)
TYCT-30069

1.灯り / ストレイテナー×秦 基博
2.鱗(うろこ)/ ストレイテナー
3.灯り instrumental / ストレイテナー×秦 基博
4.鱗(うろこ)instrumental / ストレイテナー

イベント情報

『BROKEN SCENE TOUR 2017 AW』

2017年11月4日(土)
会場:宮城県 仙台 Rensa
※ワンマンライブ

2017年11月14日(火)
会場:東京 赤坂 BLITZ
※ワンマンライブ

2017年11月18日(土)
会場:新潟県 LOTS
出演:
ストレイテナー
ねごと

2017年11月25日(土)
会場:福岡県 DRUM LOGOS
出演:
ストレイテナー
BIGMAMA

2017年11月26日(日)
会場:広島県 CLUB QUATTRO
出演:
ストレイテナー
BIGMAMA

2017年12月2日(土)
会場:大阪府 Zepp Osaka Bayside
出演:
ストレイテナー
9mm Parabellum Bullet

2017年12月3日(土)
会場:香川県 高松 festhalle
出演:
ストレイテナー
9mm Parabellum Bullet

2017年12月12日(火)
会場:東京都 新木場 STUDIO COAST
※ワンマンライブ

2017年12月17日(日)
会場:北海道 札幌 ファクトリーホール
出演:
ストレイテナー
ASIAN KUNG-FU GENERATION

2017年12月23日(土)
会場:愛知県 名古屋 Zepp Nagoya
出演:
ストレイテナー
ACIDMAN

プロフィール

ストレイテナー
ストレイテナー

1998年、ホリエアツシ(Gtr.、Key&Vo.)とナカヤマシンペイ(Dr.)の二人で始動。2003年メジャーデビューとともに日向秀和(Ba.)加入、2008年には大山純(Gtr.)が加わり、鉄壁の4人編成に。過去2度の日本武道館公演や47都道府県ツアー敢行、さらに数々のビッグフェスでトリを務める等、日本屈指のライブバンドとして活躍。2017年10月より、メジャーデビュー15周年、バンド結成20周年というアニバーサリーイヤーに突入。アニバーサリーリリース第一弾として、10月18日にバンド初のトリビュートアルバム『PAUSE ~STRAIGHTENER Tribute Album~』を発売。その勢いは止まることなく、ますます加速している。

関連チケット情報

2019年5月4日(土)〜5月6日(月)
JAPAN JAM 2019
会場:千葉市蘇我スポーツ公園(千葉市中央区)(千葉県)
2019年5月11日(土)〜5月12日(日)
Rocks ForChile 2019
会場:服部緑地野外音楽堂(大阪府)
2019年5月18日(土)〜5月19日(日)
ACO CHiLL CAMP 2019
会場:富士山樹空の森(静岡県)
2019年6月1日(土)〜6月2日(日)
百万石音楽祭2019~ミリオンロックフェスティバル~ 1日券
会場:石川県産業展示館1~4号館(石川県)
2019年6月5日(水)
ACIDMAN/ストレイテナー/THE BACK HORN
会場:Zepp Tokyo(東京都)
2019年6月21日(金)
ACIDMAN/ストレイテナー/THE BACK HORN
会場:Zepp Nagoya(愛知県)
2019年6月28日(金)
ACIDMAN/ストレイテナー/THE BACK HORN
会場:Zepp Osaka Bayside(大阪府)
2019年8月25日(日)
Sky Jamboree 2019 ~one pray in nagasaki~
会場:稲佐山公園野外ステージ(長崎県)

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Elephant Gym“Moonset- Live at Underwater World Tour In Japan”

一聴・一見すると繊細に織られたアンサンブルに柔和な印象を抱く。が、極太のベースがリズムとメロディの両方を引っ張っていく様は超アグレッシヴでもある。観客も含めて会場に漂う空気は一貫して緩やかなものでありながら、なによりも3音の鋭い合気道を存分に楽しめるライブ映像だ。ビルドアップした低音に歌心を置くスタイルはまさに今だし、音の余白も心地いい。ポップとエッジィの両極をあくまで愛嬌たっぷりに鳴らす台湾出身の3ピースバンド、その魅力を1カット1カットが十二分に伝えている。(矢島大地)

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