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キュウソネコカミらしいラブソングとは? こだわりと挑戦に迫る

キュウソネコカミらしいラブソングとは? こだわりと挑戦に迫る

クボタ「LOVE米プロジェクト」
テキスト
麦倉正樹
編集:石澤萌

コール&レスポンスは「『なんやねんこれ!』って思ってくれるようなことを言わせたい」。

かくして生み出された、キュウソネコカミの“米米米米”。レゲエ調のゆったりしたリズムの序盤から、キュウソらしいエモーショナルなサビへと展開していくこの曲。ヤマサキ曰く、「『米』という字を4つ並べたら『べいまいべいべー』って読めるじゃん! って気づいたときは、『よっしゃ!』ってなりました(笑)」という曲には、お米に対する愛だけではなく、実はこんな意外なメッセージが込められているという。

ヤマサキ:ちょっとだけ哀愁を込めたんですよね。お米が課題を抱えているという現状を、曲を作る前に聞いたので(本映像には「この50年でお米の消費量は半分に」「この50年で米農家は1 / 4に」など、米にまつわるトリビアが挿入されている)。だから、哀愁をちょっとだけ込めて、「それでもお米を愛してる!」みたいなのを、みんなでワーッとやれたらいいなって思いました。

映像では、米が直面する厳しい現状についても描かれている
映像では、米が直面する厳しい現状についても描かれている

ヨコタ:やっぱり、自分たちのライブで盛り上がれるような曲にしたいので、歌詞は(ヤマサキ)セイヤ、音楽的な部分はみんなで相談しながら作っていきました。サビの「米! 米!」って掛け合うところは、コール&レスポンスで一番大きな声で歌ってほしいところです。そのへんは僕らの得意技でもあるので、とにかくキャッチ―で、ライブでも歌ってもらえるようなものっていうのは、すごく意識しました。

これまでも、「ヤンキーこわい!」(“DQNなりたい、40代で死にたい”)、「スマホはもはや俺の臓器!」(“ファントムヴァイブレーション”)など、他のバンドとは一線を画するコール&レスポンスで、そのライブを盛り上げてきた彼ら。今回の“米米米米”は、そんな彼らのライブの新たなる定番ソングとなる可能性を秘めた曲となったようだ。

2018年7月NHKホールでのライブ。撮影:Viola Kam(V'z Twinkle Photography)
2018年7月NHKホールでのライブ。撮影:Viola Kam(V'z Twinkle Photography)

ヤマサキ:そこは意地がありましたね。誰も思いつかないことをやるっていうのがキュウソなんで。コール&レスポンスも、変なことを言わせて、オリジナリティを大事にしていきたいですよね。

ヨコタ:そうだね(笑)。僕らって、コール&レスポンスを「イエーイ!」とか「オーッ!」とかにしたくないんですよね。「なんやねんこれ!」って思ってくれるようなことを言わせたいというか(笑)。この曲の<炊きたてご飯思い出せ><米!米!米!米!>とか、そういう言葉をみんなで合唱してるところとか、すごくキュウソっぽいんじゃないかと思ってます。その違和感がすごいかっこいいというか。

カワクボ(Ba):僕は、その<炊きたてご飯思い出せ>っていうところが好きですね。ご飯って、すごいテンション上がるじゃないですか。白いご飯を目の前にすると「さあ、食うぞっ!」って、ポジティブな気持ちになるというか。だから、この曲には、「テンション上げてくれ!」っていうメッセージも込められているんです。

ヤマサキ:ホンマね、そういうときって、リアルにありますから。ちっちゃいライブハウスとかだと、お客さんの頭から湯気が出ていて、ご飯が炊きあがった感じになっているという(笑)。セットリストの順番によっては<炊きたてご飯思い出せ>って歌いながら、みんなの頭から湯気が出ているようなことになるかもしれない(笑)。

左から:カワクボタクマ、ヤマサキセイヤ
左から:カワクボタクマ、ヤマサキセイヤ

ヨコタ:あと、“米米米米”を作ったことで、新しいアルバムに入れる曲、もうひとつできたんですよね。“炊き上がれ召し上がれ”っていう曲なんですけど、勝手に連作にさせてもらいました(笑)。

ヤマサキ:“炊き上がれ召し上がれ”は、さっき言ったように、まさにお客さんを米に見立てて、炊き上げるっていう歌なんですよね。だから今度のライブでは、みんな白いTシャツと白い帽子をかぶってきてくれって言おうかと思っていて……その映像を撮ってみたいですよね(笑)。

ヨコタ:ライブと米の親和性というかね。これはいけるんじゃないかなと思っているんですけどね(笑)。

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リリース情報

キュウソネコカミ『ギリ平成』完全限定生産盤
キュウソネコカミ
『ギリ平成』完全限定生産盤(CD + DVD)

2018年12月5日(水)発売
価格:4,104円(税込)
VIZL-1473

[CD]
1. 推しのいる生活
2. The band
3. ただしイケメンに限らない
4. 馬乗りマウンティング
5. 遊泳
6. 真面目に
7. KENKO不KENKO
8. ピクピク
9. 炊き上がれ召し上がれ
10. 米米米米
11. 越えていけ
12. ギリ昭和
[DVD]
『DMCC REAL ONEMAN TOUR 2018(-Despair Makes Cowards Courageous)– 越えていけ 編 –ドキュメント』
『DMCC REAL ONEMAN TOUR 2018(-Despair Makes Cowards Courageous)– The band 編 –ドキュメント』
『DMCC REAL ONEMAN TOUR 2018(-Despair Makes Cowards Courageous)– The band 編 –ツアーファイナル・ライブ(at 新代田FEVER 2018.8.28)』

キュウソネコカミ『ギリ平成』通常盤
キュウソネコカミ
『ギリ平成』通常盤(CD)

2018年12月5日(水)発売
価格:2,808円(税込)
VICL-65077

1. 推しのいる生活
2. The band
3. ただしイケメンに限らない
4. 馬乗りマウンティング
5. 遊泳
6. 真面目に
7. KENKO不KENKO
8. ピクピク
9. 炊き上がれ召し上がれ
10. 米米米米
11. 越えていけ
12. ギリ昭和

プロフィール

キュウソネコカミ
キュウソネコカミ

2009年12月、大学の軽音楽部内で就職活動に敗れた者達を中心に兵庫県西宮で結成。ヤマサキセイヤ(Vo/Gt)、オカザワカズマ(Gt)、カワクボタクロウ(Ba)、ヨコタシンノスケ(Key/Vo)、ソゴウタイスケ(Dr)による5人組バンド。2012年3月に1stフルアルバム『10代で出したかった』、12月に2ndフルアルバム『大事なお知らせ』、2013年10月に1stミニアルバム『ウィーアーインディーズバンド!!』を発表する。そして、2014年4月1日、ビクターに入団。2014年に出演したフェスやイベントでは、入場規制がかかるなど注目度の高さを証明し、メジャーにフィールドを移したあとも精力的に活動している。

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