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映画主題歌に抜擢されたNo titleが、デビューからの1年を振り返る

映画主題歌に抜擢されたNo titleが、デビューからの1年を振り返る

LINE RECORDS
インタビュー・テキスト
飯嶋藍子
撮影:鈴木渉 編集:川浦慧

手が届かなかったところに少し近づいた気がします。(あんべ)

—あんべさんにとって、2人の仲違いはリーダーとしても大きかったんじゃないですか?

あんべ:デビューしてから「リーダーだから」っていうシーンは増えたんですけど、今回の仲違いは、リーダーの立場だからこそ学べるものがあったというか。3人でひとつのバンドだし、結局バンドをよりよくしたいっていう思いはみんな同じだから、そのうえで食い違ってしまうのは仕方ないって。

ほのか:3人でひとつっていう意識はすごく強いです。もともと全員、小中学校が一緒で私はポチともあんべとも仲がよかったから、運命的なメンバーだと思ってて。だから私はこの2人以外の誰かとバンドをやることは想像がつかないんです。バンドを掛け持ちする人の感覚があんまりわからないっていうか。でも、2人はたぶん違うよね?

あんべ:うん。僕は、川谷絵音さんのように、バンドを掛け持ちしたり、プロデューサーもやったり、それぞれ違った音楽性で曲を作れる人をすごく尊敬しています。僕も、将来はプロデュースワークや楽曲提供にも興味があります。

あんべ
あんべ

ポチ:僕はこの2人とやることがすごくしっくりきているので、ほのかと同意見ですね。音楽性というより、精神的な意味でこの3人でやることに意味があると思います。

—その意見は、ほのかさんとポチさんが合うんですね(笑)。

ほのか:ほんとだ!(笑)

—自分自身の変化についてはどう思いますか?

ほのか:私は変わりたいって思っています。でも、変えなくていいところは変えたくない。たとえば10年経っても、今と変わらず若い人に向けて歌いたいと思っています。若い人に響くような歌詞を書きたい。

そのためには、なにか捨てなきゃいけないものがあるかもしれないけど、それもいい変化として受け入れたい。すごく前向きな気持ちです。

—変化するために、捨てなきゃいけないものってなんでしょう?

ほのか:私の場合は、高校生の放課後によくある、友達とカラオケに行ってご飯食べて、みたいなことですかね。小さいことなんですけど、そういう高校生の生活にちょっと憧れたり羨ましい気持ちもあったりする反面、今私にはそういうのを捨ててでもやりたいことがあるので。無駄に捨てたわけではないし、悔いてもいないし、必要なことだったと思います。

ほのか
ほのか 

—音楽に進むために、そういう憧れは捨てたと。

ポチ:それで生活に変化もありましたけど、最初の頃に比べたら少しは慣れてきたよね。

あんべ:うん。こうして東京に来て取材してもらったり、プロの大人の人たちと一緒にレコーディングさせてもらったり、普段自分たちが聴いているLINE MUSICで曲が出せたり、手が届かなかったところに少し近づいた気がします。

—そういう世界に足を踏み入れて、戸惑いはありませんでしたか?

あんべ:もちろんありました。音楽は趣味としてやっていたので、それがだんだんと仕事になってくるにつれて……でもさっきポチが言っていたように、1年経ってようやく生活にも慣れてきました。楽しんで活動できているので、このまま続けていきたいなって思っています。

ほのか:うん。日々戸惑いはあるけど、それ以上に楽しいほうが勝ちます。変化があるたびに「私たちも、こういうことができるようになったんだな」って。

—ちなみに、デビューしてから学校の友達や周囲の人の変化はありましたか? 学校で有名人になったりとか。

ほのか:意外と、なにも変わらないかも。

あんべ:プロの音楽スタッフの人とどんな話をするのかとか、どんな場所でレコーディングしているのかとか、最初はいろいろ聞かれることも多かったですけど、とくに変化という感じではないですね。学校の友達は、今まで通り学校の友達のままです。

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リリース情報

No title『ねがいごと』
No title
『ねがいごと』

2018年11月14日(水)配信

作品情報

『愛唄 ―約束のナクヒト―』

2019年1月25日(金)から全国公開

監督:川村泰祐
脚本:GReeeeNと清水匡
主題歌:GReeeeN“約束 × No title”
出演:
横浜流星
清原果耶
飯島寛騎
成海璃子
財前直見
富田靖子
中山美穂
中村ゆり
野間口徹
西銘駿
奥野瑛太
配給:東映

プロフィール

No title
No title(のー たいとる)

リーダーのあんべ(Gt)、ほのか(Vo&Gt)、ポチ(Piano)の3人からなる、青森県三沢市出身の現役高校生バンド。2017年、LINE社主催の「LINEオーディション2017」で「総合グランプリ」を獲得。2018年1月、LINEの音楽レーベル「LINE RECORDS」より「rain stops, good-bye」でデビューし、LINE MUSIC最高6位を獲得。同MVはYouTubeで120万回再生突破。また6月リリースの初となるオリジナル曲「超えて」は、自身で作詞作曲を行い、LINE MUSIC最高9位を獲得、MVはYouTubeで115万回再生突破。また同曲は、青森出身のメンバーとゆかりのある、青森朝日放送「めざせ甲子園2018」のテーマソングになり、ほのかは「5代目ABA高校野球イメージガール」にも就任。2曲共に、プロデュースはGReeeeN等を手がける音楽プロデューサーJINが担当。2019年1月25日公開の映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』では、GReeeeNが歌う主題歌「約束 × No title」にも抜擢! GReeeeNが初の脚本となる本作では、楽曲制作過程において、必要不可欠だったのが歌い出しの女性ボーカル。透明感のある「声」を探し求め、No titleの起用を決定。

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一聴・一見すると繊細に織られたアンサンブルに柔和な印象を抱く。が、極太のベースがリズムとメロディの両方を引っ張っていく様は超アグレッシヴでもある。観客も含めて会場に漂う空気は一貫して緩やかなものでありながら、なによりも3音の鋭い合気道を存分に楽しめるライブ映像だ。ビルドアップした低音に歌心を置くスタイルはまさに今だし、音の余白も心地いい。ポップとエッジィの両極をあくまで愛嬌たっぷりに鳴らす台湾出身の3ピースバンド、その魅力を1カット1カットが十二分に伝えている。(矢島大地)

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