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タカハシマイが体現する、美しい女性。弱さをひっくり返してきた

タカハシマイが体現する、美しい女性。弱さをひっくり返してきた

ソニー「WI-C600N」
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:豊島望 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部)

ネガティブな意見が1つあると、それしか見えなくなっていたけど、今は「そういう意見もあるよね」と思えるくらいのメンタルになった。

—あがり症だったのは、なぜですか?

タカハシ:私、モデルもやっていて、音楽よりもそっちで先に知ってもらえるようになったんですね。だから、チェコが「読者モデルのいるバンド」みたいな肩書きになってしまうことに、すごく後ろめたさを感じたんです。メンバーに対して「申し訳ない」と思う自分が常にいて。

今はもちろん、そんなこと思わないし、モデルもバンドも胸を張ってできているんですけど、当時は「リア充バンド」とか言われていたのも「私のせいだよな……」って。ライブのときも、「失敗しちゃいけない」ってずっと気を張っていたと思うんです。常にネガティブなことを考え過ぎてしまって、ライブ中に「お客さんを楽しませよう」という意識までなかなかいけなかった。

タカハシマイ

—そうだったんですね。

タカハシ:でも、あるときメンバーから「バンドのためにもなるし、モデルもやったらいいじゃん」って言ってもらったんですよ。そういう言葉を直接もらうまでは、「みんなどう思っているのかな?」とか、不安に思うところもあったんですけど、ちゃんと言ってくれたことがすごく嬉しくて。

それからは、「バンドもモデルも堂々とやったらいいじゃん」って思えるようになったんですよね。音楽もモデルも、それ以外の仕事もすごく胸を張ってできているし、いろんな側面があるのが「私」だって思えるようになりました。

—「あがり症にオススメの本」として、『緊張をとる』(伊藤丈恭、芸術新聞社)を挙げていたことがありましたね?

タカハシ:あははは! あの本、すごくよかったですよ。実践できることがたくさん書いてあるんです。たとえば、「変なプライドを捨てる」。ライブ前とかすごく緊張しているときに、めちゃくちゃ変な動きをしたり、奇声を発したり、全力でバカみたいなことをするといいって書いてあって(笑)。しかも、人前でやるんですよ、メンバーの前とか。まあ、メンバーの前だったらなんでもできるんですけどね。

タカハシマイ

—そういえば、先日もメンバーみんなでディズニーランドへ行ってましたよね(笑)。チェコのメンバーとは、出会ってすぐに打ち解けたのですか?

タカハシ:3か月くらいでもう、心開いていたと思います。気が合ったんですよね。あと私、父子家庭で兄がいたので、男の人に気を遣わないで済むんです。「どうでもいい」というか……(笑)、女性のほうが気を遣ってしまいがちなんですよね。

Czecho No Republic。左から:砂川一黄、タカハシマイ、武井優心、山崎正太郎
Czecho No Republic。左から:砂川一黄、タカハシマイ、武井優心、山崎正太郎

—メンバーとの絆やファンとの信頼関係が深まったことも、タカハシさんの自信につながりました?

タカハシ:そうですね。それに、歳や経験を重ねてマインドが強くなってきたのかな。たとえば意見が100個あって、そのうちの1つがネガティブな意見だったりすると、それしか見えなくなるじゃないですか。でも今は、その1に対して「そういう意見もあるよね」と思えるくらいのメンタルでいられるようになった。それは、自信がついたからかもしれないです。

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ウェブサイト情報

Love Music interview
Love Music interview

タカハシマイのインタビューが、本人の手書きメッセージとともに特別公開中。

商品情報

「WI-C600N」
「WI-C600N」

2019年1月26日(土)発売予定
価格:オープン価格

プロフィール

Awesome City Club
タカハシマイ

バンド「Czecho No Republic」のギター / シンセサイザー / ボーカル担当。2013年に日本コロムビアよりメジャーデビュー。カラフルでポップでファンタジックなサウンドに、男女のボーカル、多重コーラスが織り成す多幸感溢れる楽曲・ステージは必聴必見。テレビ東京『音流~ONRYU~』MC担当。2019年2月からは、松居大悟作・演出、本仮屋ユイカ主演舞台『みみばしる』に出演する。2019年春にCzecho No Republicの新EPリリース決定!5月からは全国10箇所を回る、ワンマンツアー『ツアーオデッセイ〜未知との遭遇2019〜』を開催。

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