竹内唯人×Novel Coreの19歳対談 これから社会を背負う世代として

昨年10月にシングル“Only Me”でデビューし、LINE MUSICランキング2位を獲得したシンガーソングライター竹内唯人が、新世代アーティストのNovel Coreをフィーチャリングした通算4枚目のシングル“From Now On feat. Novel Core”をリリースした。

本作は、竹内にとって初のコラボレーション楽曲。インターネット番組出演や、積極的なSNS発信によって急速に注目を集めている彼が、朋友のNovel Coreとともに「過去」と「未来」を対比させながら、加速する「今」を鮮やかに描いている。サウンドプロデューサーは前作に引き続きsooogood!が手掛けており、竹内の持つ切なくもどこか懐かしいメロディセンスや、Novel Coreの卓越したリズム感をバランスよく引き出した。

竹内もNovel Coreも同じ19歳。奇しくも10代最後の年、これまでの道のりを振り返る楽曲を書き上げた彼らは今、どのような展望を抱いているのだろうか。誰をも惹きつける天真爛漫な竹内と、人望も厚くリーダー肌のNovel Core。全く違う個性を持ちながらプライベートでも親交の深い2人に、お互いの胸の内を語り合ってもらった。

※この取材は東京都の外出自粛要請が発表される前に実施しました。

もともと惹かれあっていた2人の、友情から始まったコラボレーション

―もともとおふたりは仲が良いそうですね。

Novel Core:そうなんです。気づいたら会ってたよね?

竹内:だね。でも俺は『(BAZOOKA!!!)高校生RAP選手権』(BSスカパー!のバラエティー番組『BAZOOKA!!!』内の企画)を見ていたからCoreのことはずっと知ってた。「Rude-αの弟子みたいなヤツが出てきたぞ」って(笑)。とにかく熱くて真っ直ぐな男なので。

Novel Core:あははは、嬉しいな。唯人は俺からすると、「ザ・二枚目」って感じ(笑)。自分とは対極にいる男のイメージ。純粋に「かっこいいなあ」と思うことが多いし、近くにいていろいろ吸収したくなるっていうか。

竹内:「一緒に曲作らない?」という話も自然の流れだったよね。

左から:Novel Core、竹内唯人

―友情から始まったコラボなのですね。具体的にはどうやって作業を進めていったのですか?

竹内:まずは2人でテーマを決めました。いろいろアイデアを出した結果、「未来とか過去を対比させたようなリリックにしよう」と。

Novel Core:僕も唯人も、インターネット番組に出演したことがきっかけで、世間の人たちから急激に注目されるようになったんです。そのおかげもあって、本来は出会わなかったかもしれない人たちと仕事をする機会も増えたし、そこでまた新しい出会いもあって。今までのことを振り返ったり、これから先のことを考えたりすることが、すごく増えてきたタイミングだったんですよね。

竹内:テーマが決まってからは早かったよね?

Novel Core:一瞬だったね。それまでは結構こまめにLINEでやり取りして。お互いラップミュージックが好きといっても微妙に好きなポイントが違うし、やっている音楽性も違うので、そこを喧嘩しないように上手く融合して、いいところに落ち着かせたいなと思っていました。

竹内:名義は「feat. Novel Core」になってますけど、トラックの部分は彼に任せましたね。俺よりもアーティストとしての活動が長いから、いろいろ勉強させてもらいました。

竹内唯人“From Now On feat. Novel Core”(LINE MUSICで聴く

Novel Core:僕が好きなのはポスト・マローン辺りの世代のアーティストで、そういうミュージシャンに刺激を受けて作っていて。ロックからの影響をヒップホップに還元したようなスタイルの楽曲が多いので、そこにさらにポップテイストを加えて「いい曲」にしたいなと。

サビは唯人がある程度メロディを作ってくれて、「歌詞をどうしよう?」という感じになったときに「今から10分間でお互いに1案ずつ出そう」みたいなこともしたよね。

竹内:あの時は、Coreがリリックを書くスピードにとにかく驚いた。俺は家でしっかり考えてスタジオに持って行ったんですけど、Coreはその場でトラックを聴いて、あっという間に歌い始めてOKテイク出してるんですよ。

Novel Core:最近そういうスタイルになってきました。昔は僕も、家でゆっくりリリックを考えて、スタジオでレコーディングしてみて、プレイバックして「ちょっと違うな」と思ったらまた書き直して……ということをよくやっていたんですけど、その場で考えた方が「作業感」が少なくなるというか、自分の中から素直に言葉が出てくる気がするんです。

竹内:俺はメロディがないと意味の通じないリリックしか書けないんだけどさ、Coreみたいにそのまま読んでも意味が分かるような、真っ直ぐなリリックってどうやって書くの?

Novel Core:そこは結構、意識的にやっているかもしれない。音楽をやり始めてからずっと思っていたのは、これから書くリリックをまとめたらそのまま一冊の本になるような、時系列で並べたら俺の人生が全てわかるようなリリックを目指したいなってことなんだよね。

竹内:めちゃくちゃ先のこと見据えてるんだな。俺、そんなこと考えた試しがないわ……。

歌詞に込めた、それぞれが今感じていること・感謝の気持ち

Novel Core:(笑)。あと、伝え方は結構考えるようになった。ちょっと前までは自分が感じていることを、エピソード交えながらそのままリリックに落とし込んでいたんだけど、ここ最近は「聴いている人たちに寄り添いたい」っていう気持ちが増えてきて。感じたことを言葉にする時、自分のエピソードをそのまま乗せるんではなく、聴いてくれた人が自分の経験を重ね合わせられるようにしてる。

―とっかかりは自身の実体験だけど、それを普遍的に聴かせるための工夫をするようになったということですよね。

Novel Core:そうなんだと思います。

―唯人くんの、メロディと一緒になることで心にすっと入ってくるリリックは、誰かの影響だったりしますか?

竹内:多分、あいみょんさんの影響じゃないかと思います。彼女の歌詞ってすごくエモくて、あんなふうに書けたらいいなと思って書いているところはありますね。

―<NoをNoで返しYesでプラス>というラインはどこから出てきたのですか?

竹内:例えば「●●しろよ」と誰かに強制されて、別にしたくもないのに「はい、分かりました」ってやるのは、すごくもったいないと思っていて。与えられたことを全部受け入れるだけじゃなくて、「自分はこう思うのでこうしたい」って、ちゃんと考えて返したい。NOをNOで返すというか、「●●しろよ」という強制に対してNOで返すことで、肯定に変えたほうがいいんじゃないかと。

―<辛い事でも一つ足せば幸せに変わるから>というラインも印象的です。

竹内:映画『スパイダーマン』の中で、主人公ベンに「なんで私を好きになったの?」と聞かれたメリー・ジェーンが、「欠点があった方が、いいところが目立つから」と答えるシーンがあって。「何か欠けている部分があるからこそ、幸せが引き立つこともある」と思ったんですよね。

竹内唯人(たけうち ゆいと)
2001年1月9日生まれの19歳。AbemaTV『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、スタイリッシュなビジュアルと気さくなキャラクターとのギャップが同世代から人気を集める。2019年10月にアーティストデビューを果たし、活躍の場を広げている。

Novel Core:へえ、いいエピソードだねそれ。

―Coreさんがラップする、<あの日と同じこの場所に あの日と全然違う景色>というラインは、どういうふうに思いついたのですか?

Novel Core:最初に話したように、ここ数か月で急激にいろんな方から注目していただけるようになって、ラップをやり始めた15歳の頃を思い出したんですよね。当時、渋谷のスクランブル交差点のTSUTAYAの前にスピーカーを置いて、週4日くらいフリースタイルラップのパフォーマンスをしていたことがあって。

「どうにか注目されたい」と思って始めたんですが、必死こいて頑張っても誰1人立ち止まってくれない日とか普通にあって。なけなしのチップをみんなで分けて、終電で家に帰るのが日々のルーティンだったんですよね。

竹内:そんなことやってたんだ……。

Novel Core:でも最近は渋谷を通れば、あの頃の自分ではありえないくらい人に声をかけてもらったり、ライブもお客さんがたくさん来てくれて入場規制がかかったり……。同じ場所に立ってみても、見える景色が全然違うことに気づいたんです。でもこれって当たり前のことじゃなくて、一つひとつの奇跡が積み重なってようやくここまで来られたんだなって。改めてみんなに感謝するタイミングだと思ったので、絶対に歌詞に入れたかったんですよね。

Novel Core(のべるこあ)<br>2001年1月18日生まれ、東京都出身の19歳。『BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権』での優勝、Zeebra主宰のレーベル「GRAND MASTER」との契約、SKY-HIのミックステープ“FREE TOKYO”への参加など、着実に結果を残し続け、その名を全国へと広げていく。その活躍は今や音楽シーンだけに留まらず、様々なシーンで注目を浴び続ける。2020年4月、自身が総合プロデュースを務めた1st Album『WCMTW』をリリース。今後の動きに大きな期待が集まる最注目のアーティスト。
Novel Core(のべるこあ)
2001年1月18日生まれ、東京都出身の19歳。『BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権』での優勝、Zeebra主宰のレーベル「GRAND MASTER」との契約、SKY-HIのミックステープ“FREE TOKYO”への参加など、着実に結果を残し続け、その名を全国へと広げていく。その活躍は今や音楽シーンだけに留まらず、様々なシーンで注目を浴び続ける。2020年4月、自身が総合プロデュースを務めた1st Album『WCMTW』をリリース。今後の動きに大きな期待が集まる最注目のアーティスト。

「歌になると素直な気持ちが出せる。リリックでは正直になれるというか、照れはない気がします」(竹内)

―Coreくんは、ブログも精力的に更新していますね。

Novel Core:自分はアーティストだから、何かしら湧き出る感情をリリックに落とし込んでみんなと共有するのがベースにあるんですけど、やっぱり楽曲ってレコーディングして完パケして、そこからリリースするまでにどうしても時間がかかってしまうじゃないですか。それが世に出たときには、すでに違う感情になっていることも結構あるんですよね。

そのインターバルを埋める表現方法が、自分には必要だなと思うようになって。TwitterやInstagramだけじゃなく、ブログも始めてみて、その時の感情を書き殴ってみることにしたんです。みんなに読んで欲しいというよりは、自分の感情を整理するためにやっている感じなんですよね。

―もともと文章を書くのは好きなんですか?

Novel Core:好きですね。小学生の頃、作文で原稿用紙5枚がノルマと言われても、30枚とか書いてて。

竹内:ええ!?(笑) すげえな。俺はそんなに書けないけど……でも、俺もSNSで発信する時は、自分を偽らないように気をつけてますね。俺はCoreみたいに熱くもないしテキトーな人間ですけど、そこも個性だと思うようにしていて。

Novel Core:それ、大事だよ。

―唯人くんが「熱くなれない」のはなぜだと自分で思います?

竹内:うーん……自分でも自分のことが、よく分かってないのかもしれないです。Coreと同じように、心の中では熱い気持ちもあるんですけど、それを表現できない。見せ方が下手なのかもしれない。

―でも、リリックを読むと熱い思いは伝わってきますよ。

竹内:歌になると素直な気持ちが出せる。それは最近気づきました。リリックでは正直になれるというか、「照れ」みたいなものはない気がします。しかもCoreと一緒にやることで、自分のハードルを自分で上げたところはありますね(笑)。

「これからの社会を背負っているのは我々の世代なのだから、気づいた人から発信していくべきじゃないかと」(Novel Core)

―おふたりは同い年で、2020年は10代最後の年じゃないですか。振り返るとどんなことが印象に残っていますか?

Novel Core:とにかく激動の10年間でした。特にここ3年くらいは浮き沈みも激しかったし、精神的にキツい時期もあった。たぶん、昔からの僕を知る人からは「あれ? 顔変わった?」と言われるくらい、ある時期はめちゃ尖っていました(笑)。

でも今振り返ってみると、それって臆病で傷つきやすい性格の裏返しなんですよ。弱い自分を認められなくて、そのせいでたくさんの人を傷つけてきたというか。やっと最近になって、嫌なことは「嫌」と、辛いことは「辛い」とはっきり言えるようになった。嬉しいことや悲しいことがあった時も、声を大にして言えるようにもなりましたね。

―そんなふうに思えるようになったのは、ありのままの自分を肯定できるようになったから?

Novel Core:かもしれないです。ちょうど1年くらい前、『高校生RAP選手権』に「前任チャンピオン」としてカムバックする形で出演させてもらった時、2回戦で負けてしまって。ボロクソ言われて悔しかったんですけど、それまでアウェーだったお客さんから「お疲れさま」という言葉と拍手をいただいて。そこで急に肩の荷が降りたというか、「なんで今まで気張っていたんだろう」と思ったら涙がバーっと出ちゃって。

みんなの前で泣くとか今まで絶対にあり得なかったんですけど、そのことがあってからは「自分に素直でいた方が絶対にいいな」と。弱音でも何でも思ったことを、そのまま口に出せるようになりました。それで自分の気持ちも楽になったし、みんながヘンに構えず近づいてくれるようになって。全てがプラスに働くようになったと思います。

―最近は、Twitterでも「泣きたいときは泣いていいんだよ?」と呼びかけるものが多いですもんね。社会問題や政治的なトピックスも積極的に発言していますが、それって勇気のいることですか?

Novel Core:正直、怖いと思うことはあるし、少なからず批判を受ける可能性もあると思うんですけど、僕らの年代が社会的、政治的な問題について積極的に発信していかないと、何も変わらないと思うんですよね。これからの社会を背負っているのは紛れもなく我々の世代、さらにその先の世代なのだから、気づいた人から発信していくべきじゃないかと。

僕の意見にみんなが賛同してほしいとか、乗っかってほしいとかではないんです。とにかく考えるきっかけにさえなれば、それで充分かなと思っていて。一つの議論に対して、たくさんの人とディスカッションすることの大切さをいつも考えているし、これからも思ったことは発信し続けていきたいです。

―そういうアティチュードは、ラップミュージックからの影響が強いですか?

Novel Core:圧倒的にそうですね。それこそケンドリック・ラマーやロジック、J・コールのような海外のヒップホップが好きで、特にケンドリックの人格的な部分には大きな影響を受けています。僕の好きなキング牧師の演説を歌詞に引用しているように、ケンドリックの姿勢は権力者というより「統率者」「指導者」のイメージなんですよね。自分の意見に人を服従させるのではなく、圧倒的な信頼感で人を惹きつけるというか。僕もそういう人間になりたいという思いはすごく強くありますね。

竹内:やっぱりCoreは、物事を深く考えてますよね。俺と同い年ですよ?(笑) 俺にとっての「指導者」はNovel Coreに決まりですね。

Novel Core:あははは! でもさ、唯人も好きなアーティストとかいるでしょ? 俺はそういう人が現れると人柄まで知りたくなっちゃうんだよね。「何でこんな歌詞を書いたんだろう?」「この時期の曲と、今の曲ではまるで人格が違っているように感じるけど、この間に何があったんだろう?」って。そうするとバックグラウンドまで調べてる。

竹内:俺が中学の頃からずっと聴いているのはONE OK ROCKとか。日本人がやれてなかった音楽を追求しててカッコいいなと思っていて。あとラッパーのGADOROさん。おばあちゃんのことをラップにした“最期の詩”って曲は共感しかない。リリックもフロウも熱いし。そういう部分はCoreもそうで、自分が言いたいことを真っ直ぐ言えているのがめっちゃ羨ましいんですよね。自分にはまだできないことなので。

Novel Core:でも、それができるようになったのは俺も最近だと思う。EP(『CORE OF THE』2019年)出した頃とか、今リリックを読み返すとめちゃくちゃだったなって。強がっているのが自分でも分かるしね。あと、唯人は唯人で、今の感じが味というか、「今は遠回しにしか言えないけど」ってのが唯人の「リアル」だと思うよ。

―そこに共感してくれる人もたくさんいるでしょうしね。

竹内:だといいなと思います。

―今は新型コロナウイルスの影響が世界中に及んでいますが、そんな中でおふたりはどんなことを考えているか、最後に聞かせてもらえますか?

Novel Core:アーティストは今、なかなかライブができなくて大変だし、そのファンの人たちも悲しんでいると思います。震災や台風の時もそうでしたが、我々にはどうすることもできないことってありますよね。ただ、こういう状況だからこそ自分とじっくり向き合えるというふうに、前向きに考えるほかないかなって。いろいろなことが落ち着いたときには自分が少しでも進化した状態で、みんなに会えたらいいなと思っています。

竹内:昨年デビューして、これからというタイミングでこうなってしまって、ライブやイベントなどいろいろ飛んでしまったけど、大変なのは僕だけじゃないですからね。この間TEEさんが24時間ライブをYouTubeで配信していたけど、そんなふうに僕も前向きに何かできたらいいなと思っています。まずはこの期間にたくさん曲を書いて、次のライブまでに自分のスキルを高めておきたいです。

Novel Core:とにかくライブがやりたいよね。

竹内:やりてぇー!(笑)

リリース情報
竹内唯人
『From Now On feat. Novel Core』

2020年3月23日(月)配信

プロフィール
竹内唯人 (たけうち ゆいと)

2001年1月9日生まれの19歳。AbemaTV『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、スタイリッシュなビジュアルと気さくなキャラクターとのギャップが同世代から人気を集める。2019年10月にアーティストデビューを果たし、活躍の場を広げている。

Novel Core (のべるこあ)

2001年1月18日生まれ、東京都出身の19歳。『BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権』での優勝、Zeebra主宰のレーベル「GRAND MASTER」との契約、SKY-HIのミックステープ“FREE TOKYO”への参加など、着実に結果を残し続け、その名を全国へと広げていく。その活躍は今や音楽シーンだけに留まらず、様々なシーンで注目を浴び続ける。2020年4月、自身が総合プロデュースを務めた1st Album『WCMTW』をリリース。今後の動きに大きな期待が集まる最注目のアーティスト。



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