曖昧なフォルムと色使いの肖像画、小西紀行氏『人間の家』展がアラタニウラノにて開催

ペインティングの中でも「肖像画」に取り組む小西紀行氏による『人間の家』展がアラタニウラノ(東京・新富)にて1月26日まで開催中。

小西氏が描く作品は、モチーフと動機がなるべく繋がるように、自身の家族の写真などを参考に描いている、とのことだが、人物の、目、鼻、口は赤く、髪の毛は尽く真っ白で、人種、年齢、性別など、特定の人物を確認する上で必要な一切の情報を伺い知ることはできない。

その人物たちは時にユーモラスな表情を浮かべながら、曖昧なフォルムと色使いにより、目にした人の印象に深く残るものとなっている。

今回の展覧会では、新作ペインティングを展示するほか、清澄白河のMAGIC ROOM ?では、12月1日(土)から12月15日(土)の間、修了制作展で話題を集めた、小屋を思わせる空間構成の展示が再び行われる予定。

小西紀行『人間の家』
2007年12月8日(土)~2008年1月26日(土)11:00~19:00
月曜・日曜・祝祭日休館
会場:アラタニウラノ(東京・新富)
料金:入場無料

(画像:「無題」(2006)キャンバスに油彩 h.45.5 × w.38 cm)

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