写真家、森山大道が写した様々な都市の情景作品で構成される個展、『凶区~Erotica~』が5月28日(水)までHEP HALL(大阪・梅田)にて開催されている。
同展の主役は大阪、神戸、札幌、ニューヨーク、ボストン、ロス・アンジェルス、サンディエゴ、パリ、ロンドン、アムステルダム、ケルン、セビリア、上海、バンコク、パタヤ、ホーチミン、ブエノスアイレスなど、森山が1999年から2007年までの間に訪れた街のスナップショットたち。
会場ではそれらの写真たちが持ちうる時間と空間が、シャッフルされて展開される。雑然とした街、人、空気が、森山大道の感覚によって切り取られた瞬間に生まれる、その危うくエロティックな印象を味わうことができるだろう。
大阪では10年ぶりとなる待望の個展となっている。
森山大道写真展
『凶区~Erotica~』
2008年5月16日(金)~5月28日(水)11:00~20:00
会場:HEP HALL(大阪・梅田)
料金:一般300円 高校生以下無料
問い合わせ:HEP HALL 06-6366-3636
(画像:© 森山大道)