『休暇』門井肇監督作品、人の命を奪うことで得られる幸せとは

寡黙な刑務官の心の葛藤を描いた作品『休暇』が6月7日(土)から公開される。

刑務官の平井は40歳を越えた今も独身。姉の紹介で知り合ったシングルマザーの美香と結婚を決めたものの、有給を使い果たし、新婚旅行に出かけられずにいた。

そんな中処刑の際、下に落ちて来た体を支える「支え役」を務めれば、1週間の休暇を与えられると知った平井は、誰もが嫌悪する支え役に自ら名乗り出る...。

吉村昭の短編小説を原作に、命の尊さ、家族の絆が生と死の間で揺れ動くひとりの刑務官を通して描かれている。人の命を奪うことで得られる幸せは、本当の幸福と言えるのだろうか?葛藤の中で感動的なヒューマンドラマが展開される。

監督には『棚の隅』の門井肇。刑務官、平井役に『歓喜の歌』の小林薫。死刑因、金田役に『Dolls ドールズ』の西島秀俊。美香役の大塚寧々、大杉漣、柏原収史などが顔を揃えた。

『休暇』
2008年6月7日(土)より、有楽町スバル座他にて全国ロードショー
監督:門井肇
原作:吉村昭「休暇」
キャスト:
小林薫
大塚寧々
西島秀俊
柏原収史
菅田俊
2008年/日本/カラー/115分/
配給:リトルバード

(画像:©2007「休暇」製作委員会)

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