ストリート・カルチャーのルーツを探るドキュメンタリー『ビューティフル・ルーザーズ』

ストリート・カルチャーと呼ばれている多種雑多なものたちのルーツと、鮮烈なムーブメントを巻き起こしたアーティストたちの軌跡を描いたドキュメンタリー『ビューティフル・ルーザーズ』が、8月2日(土)よリ、シネマライズ他にて公開される。

90年代初頭のアメリカ。スケートボード、サーフィン、パンク、ヒップホップ、グラフィティの真っ只中で遊び、世の中から「落ちこぼれ(ルーザーズ)」と烙印を押された若者たち。そんな彼らこそが、マーク・ゴンザレス、マイク・ミルズ、バリー・マッギー、ハーモニー・コリン、シェパード・フェイリーたちだった。

彼らの「アート」をいち早く見出したのが本作の監督であり、ニューヨークで「ALLEGED GALLERY(アレッジド・ギャラリー)」を設立したアーロン・ローズ。たった数年間でアレッジドから生まれたアートは世界的に脚光を浴びるようになった。

勝手気ままで型にはまらず、時には非難され、時代の流行とは正反対のその揺らぐことのないそのスタイルと彼ら自身、そして生み出される作品の魅力に迫るドキュメンタリームービーとなっている。

『ビューティフル・ルーザーズ』
2008年8月2日(土)よリ、シネマライズ他にてロードショー
監督:アーロン・ローズ、ヨシア・レナード
キャスト:
トーマス・キャンベル
マーク・ゴンザレス
ジョー・ジャクソン
クリス・ジョハンソン
マーガレット・キルガレン
ハーモニー・コリン
ジェフ・マクフェトリッジ
バリー・マッギー
マイク・ミルズ
エド・テンプルトン
スティーヴン・パワーズ
シェパード・フェイリーほか
2008年/アメリカ/カラー
配給:ファントム・フィルム

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