数々の才能あふれる新人アーティストを輩出してきたくるりが主催する自主レーベル「NOISE McCARTNEY RECORDS(ノイズ・マッカートニー・レコーズ)」から、この夏、新作2タイトルがリリースされる。
まず今回リリースされる1作目は、今年のフジロックへの出演も決まった、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーとロジャー・ジョセフ・マニングJrの2人に、ソフィア・コッポラ映画の音楽プロデューサーとして名を馳せるブライアン・レイツェルを加えた3人によるスリー・ピースバンド「TV EYES」による新作『Softcore』。
新曲3曲とリミックス4曲で構成される今アルバム。前作、同じく「NOISE McCARTNEY RECORDS」からリリースされた1stアルバムの80’s風味のエレポップ~ギターロック・サウンドとは打って変わり、今回はひたすらアッパーなロックチューンが収録されてるとのこと。さらにリミックスには、メンバー各々がソロで担当した3曲に加えて、くるりがNOISE McCARTNEY名義で手がけたリミックスも収録されている。なお、初回限定盤は、ライブ映像やプロモ・クリップを収録したDVDが付いた2DISK仕様になっている。
もう1作は、過去に、くるりのアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』や「Philharmonic or die」でオーケストラアレンジを手がけたフリップ・フィリップが、クロアチア人女性シンガー、ラナをディーヴァに迎えたユニット「Lana & Flip - The Dust of a Week」による作品。Lana & Flip - The Dust of a Weekは、2008年9月6日に京都・梅小路公園で開催されるくるり主催の野外フェス『京都音楽博覧会』にも出演が決定している。
懐古趣味のひともポップ好きのひとも楽しめる前者、スルメのように音楽をしがみ、未開の領域に突っ込む後者、どちらも日替わりで楽しめます。
(くるり OFFICIAL WEB SITE「岸田日記」より引用)
(画像:『Softcore』)