「おそ松くん」「天才バカボン」などで知られる漫画家の赤塚不二夫が、8月2日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。
同氏は 旧満州(現・中国東北部)生まれ。1956年に少女漫画でデビューし、漫画家の故・手塚治虫さんが住んでいたことで知られる「トキワ荘」に転居し、石ノ森章太郎さんら漫画家仲間と暮らしていたこともあった。
1962年、少年誌に連載したギャグ漫画『おそ松くん』が大ヒットとなり。その後『天才バカボン』『ひみつのアッコちゃん』などの名作を世に生み出した。
2002年4月、脳内出血で倒れて創作活動を中止し、その後は入院生活が続いていた。
なお、9月24日には曽我部恵一BAND、矢野顕子、電気グルーヴ×スチャダラパー、デブパレード、HALCALI with NONA REEVES、ミドリ、EYE(BOREDOMS)、小西康陽、ECDらが参加のトリビュート盤『赤塚不二夫トリビュート~四十一才の春だから~』が発売される。