東京都現代美術館で9月28日まで、『パラレル・ワールド もうひとつの世界』展が開催されている。本展は日仏交流150周年記念事業の一環として開かれるもの。フランスと日本、それぞれの現代美術を代表する作家が召集されている。
展覧会は、64年カンヌ生まれの作家、ユーグ・レプを中心に構成。彼は様々なメディアを使いながら、この現実という1つの世界にとらわれないイマジネーションの力を、時にユーモアたっぷりに、時に幻想的に、見るもののなかに発動させてきた。
そんな彼が共感するとし、今回共に展示をするのは、ロラン・フレクスナーやマチュー・メルシェ、ミシェル・ブラジーなど新旧合わせたフランス勢に、内藤礼、曽根裕、名和晃平という大注目の日本人作家3名。会場はさながら各人の想像力合戦の様相を呈するだろう。
フランスの現代美術は日本でそれほど積極的に紹介されてきたとはいいがたい。今回の展示は、異世界に開かれてゆく身体感覚を楽しむと同時に、フランス現代アートを知る格好の入り口ともなるかもしれない。
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※プレゼントの応募は終了いたしました。
お問い合わせページより、件名を「パラレル・ワールド もうひとつの世界招待券応募」とし、お問い合わせ内容欄にご住所をお書き添えの上、お送りください。当選は、チケットの発送をもって替えさせていただきます(応募締切り:2008年8月25日)。
『パラレル・ワールド もうひとつの世界』
2008年7月26日(土)~9月28日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 2F+3F
休館日:月曜日(ただし8月11日、18日、9月15日、22日は開館)
時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
料金:一般1,000円 学生800円 中高校・65歳以上500円 小学生以下無料
企画展のチケットでMOTコレクションもご覧頂けます
(画像:ユーグ・レプ《エデン》2003年 Photo: Hugues Reip)