第2のソフィア・コッポラと名高いゾエ・カサヴェテス監督作『ブロークン・イングリッシュ』

続く新しい才能の誕生と言われる、今最も注目の女性監督ゾエ・カサヴェテスのデビュー作『ブロークン・イングリッシュ』が、12月13日(土)より恵比寿ガーデンシネマ他にて全国公開される。

主人公はノラ・ワイルダー(パーカー・ポージー)、30代独身。ニューヨークのホテルで働いている。母親にはことあるごとに心配され、親友は結婚。自分は、男性と付き合おうとしてもなぜか上手くいかない。そのままの自分を愛してくれる人と出会いたいが、もう誰からも愛されないかもしれない。そんな時フランス人男性・ジュリアン(メルヴィル・プポー)と出会う。

恋愛に対して臆病だったノラは次第に彼に惹かれるが、ジュリアンはパリへ帰ることに。一緒にパリに行こうと誘われるが、仕事や自分の生活を捨てられず一歩が踏み出せないノラ。そして彼は去り、心にぽっかり穴が開いてしまった。このまま何事もなかったように日常に戻るのか、それとも・・・

監督のゾエ・カサヴェテスは、父が映画監督・俳優のジョン・カサヴェテス、兄が映画監督ニック・カサヴェテス(『君に読む物語』)という映画一家のサラブレッド。

「もう、魔法なんて起きないと思ってた」。揺れ動く希望と不安を抱えながらも仕事に追われる主人公の等身大の姿は、多くの女性が共感できるだろう。ニューヨークとパリの街並みが随所に彩を添える、この冬に見逃せないラブストーリーだ。

『ブロークン・イングリッシュ』

2008年12月13日(土)恵比寿ガーデンシネマ、銀座テアトル・シネマ他全国ロードショー

監督・脚本:ゾエ・カサヴェテス

キャスト:
パーカー・ポージー
メルヴィル・プポー
ドレア・ド・マッテオ
ジャスティン・セロー
ピーター・ボグダノヴィッチ

2007年/アメリカ=日本=フランス/98分/ドルビーSRD
配給:ファントム・フィルム

(画像:© 2007HDNET FILMS LLC)

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