コミュニケーションを求めて生まれる「わたし」、悠久斎個展『わたしのために』

馬喰町のギャラリー「CASHI」にて、悠久斎(Yuukyuusai)の個展『わたしのために』が12月27日(土)まで開催されている。

悠久斎は国内最大級のアートフェスである『GEISAI』にて作品を発表しており、ドローイング、立体などで発表されるそれらは、どれもカラフルで煌びやかな素材を多用している。彼女の作品は一見するとグロテスクにも感じられるが、その配色は見るものの目を惹きつけてやまない。

しかし、そんな外見とは裏腹に、それらの作品は全て自分のために制作されたパーソナルなものばかりだという。動物ばかりを描くドローイングは全てが自画像、立体は自身を守ってくれる他者、衣装は外界とのコミュニケーションを円滑にするため、そして自身の身を守るためのプロテクターとして表現されている。

グロテスクでありながらも他者とのコミュニケーションを求めて制作された作品たち。今展では今まで『GEISAI』で発表を行ってきた立体作品、及び新作を含むドローイングにて、内なる彼女の世界を構成する。

『わたしのために』

2008年12月5日(金)~27日(土)
会場:CASHI(東京・馬喰町)

出展作家: 悠久斎(Yuukyuusai)

休廊日:日・月曜・祝日
料金:無料

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