一杯のラーメンにかけた情熱、国籍を超えて伝えるハートウォーミングドラマ『ラーメンガール』

脚本ベッカ・トボルの実体験から生まれた一杯のラーメンを取り巻く物語、『ラーメンガール』が、来年早々に新宿テアトルにて公開される。トボルは山崎努主演の同じくラーメン映画『たんぽぽ』の大ファンで、ラーメンに注ぐ純粋な愛情を注ぎ込む日本人の姿に感動したという。

異国の地で唯一の頼りだった恋人に振られ、アパートの向かいのラーメン店に泣き込んだアメリカの女の子、アビー（ブリタニー・マーフィー）。そこで差し出された一杯のラーメンに感動し、彼女は横暴で口の悪い頑固店主マエズミ（西田敏行）に電撃的に弟子入りする。なかなか魂が入らない彼女のラーメンにマエズミは試行錯誤するが…。言葉もうまく通じない環境で、温かい出会いからてんやわんやな状況を奮闘して乗り越えていくうちに彼女の中でも変化が起こる。

ハリウッド作品初出演となる西田敏行の好演は見逃せない。2009年初の元気をこの物語からもらってはどうだろうか。

（画像：© 2008 Digitalsite Corp./Media 8 Entertainment）

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