ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされ、本年度アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品に選ばれた『バーダー・マインホフ・コンプレックス』が2009年日本でシネマライズ他全国にてロードショーされることが発表された。
1970年代にヨーロッパ全土を震撼させた、ドイツの極左過激派集団「バーダー・マインホフ」の繁栄と衰退を描く注目作。「バーダー・マインホフ」はアンドレアス・バーダー、ウルリケ・マインホフの出会いから結成。後に、ドイツ赤軍として知られるこの過激派の理想とは、その理想を追いかけるために銀行強盗、爆破、誘拐などあらゆる犯罪に手を染めてきた「バーダー・マインホフ」がたどった運命とは。
ステファン・アウストの 『The Baader Meinhof Complex』の原作をドイツ映画界トップクラスのスタッフ、キャストに加え、『ブルックリン最終出口』で知られる鬼才ウリ・エデルと『ヒトラー最後の12日間』を手がけた大物プロデューサー、ベルント・アイヒンガーが映画化。
ドイツ映画としては第79回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『善き人のためのソナタ』以来のノミネートとなる『バーダー・マインホフ・コンプレックス』は本年度アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品、多くの観客を魅了した『おくりびと』の対抗馬としても注目されており、公開が楽しみだ。
『バーダー・マインホフ・コンプレックス』
2009年、シネマライズ他全国ロードショー
監督:ウリ・エデル
製作・脚本:ベルント・アイヒンガー
原作:ステファン・アウスト 『The Baader Meinhof Complex』
キャスト:
マルティナ・ゲデック
モーリッツ・ブライブトロイ
ヨハンナ・ヴォカレク
ブルーノ・ガンツ
配給:ムービーアイ