野田秀樹が東京芸術劇場の芸術監督に就任、記念プログラムも来年3月まで上演

NODA MAPを主催する野田秀樹が7月1日、池袋の東京芸術劇場の芸術監督に就任した。

同日に劇場で行なわれた記者会見にて野田は、東京芸術劇場が一年間の改修工事に入る2011年の3月までに、同劇場の公演体制をよりよくする改革を行いたいと意気込みを語っている。

具体的な初めの動きとしては、7月から来年の3月まで、8カ月に渡って『野田秀樹芸術監督就任記念プログラム』を開催する。主な公演ラインナップとして、イギリス人演出家エドワード・ホール率いるプロペラの上演や、松尾スズキが野田作の『農業少女』を新たなキャストで演出するほか、ハイバイや五反田団をはじめとする若手団体との提携公演『芸劇eyes』などが予定されている。野田自身の演出による、2008年にロンドンで初演され大反響を呼んだ『ザ・ダイバー』の日本バージョンも見どころだ。

また、アーティストの日比野克彦による、ヒノキの廃材2800本を利用して作った舞台の展示もあわせて行われる。野田の就任によって新しい血が注ぎ込まれる東京芸術劇場の、今後の展開に注目したい。

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