田名網敬一の新作立体作品群、ペインティングによる個展『KANNOOON』

渋谷のNANZUKA UNDERGROUNDにて、田名網敬一の新作立体作品群、及び新作ペインティングによる個展『KANNOOON』が開催される。

本展は田名網が千手観音などの奇想の仏像にイメージソースを得て制作したオリジナルの観音菩薩像を、ペインティングと大作の中尊像、及びそのミニチュア作品100体にし、それらを一堂に配置したインスタレーションからなる。

80年代から90年代にかけて「生と死」をモチーフにした作品を数多く制作してきた田名網敬一。今回は田名網が長年温めてきた構想を、1年に及ぶ制作期間を得て実現した。

田名網は今回の作品について次のように語っている。「一般的な仏像は、経典により、その造形が定められている。しかし、私の好きな仏像は、様々な約束事を逸脱した奇妙で奇異なる謎の仏像群である。四足八頭の怪鳥にまたがる「六呂見観音如」(「意輪観音坐像」三重県六呂見観音寺蔵)や無数の手足を持つ「千手千足観音」(正妙寺蔵)などで自在に変容する脅威の尊像に興味が尽きない。」

なお本展は同ギャラリーがプロデュースするプロジェクトスペース、TANYA(NANZUKA UNDERGROUND隣)における山川惣治と田名網敬一による『少年王者』展と同時開催される。

田名網敬一
『KANNOOON』展

2009年1月24日(土)~2月22日(日)
会場:NANZUKA UNDERGROUND
料金:無料

オープニングレセプション

2009年1月24日(土)18:00~20:00

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