奇妙でウィットに富んだエストニアアニメを紹介『ラピュタアニメーションフェスティバル2009』

優れたアニメーション作品を多く生みだしているエストニアから日本初公開となる全38作品(9プログラム)を一挙に上映する『第9回ラピュタアニメーションフェスティバル2009』が、3月15日からラピュタ阿佐ヶ谷で開催される。

上映されるのは50年の歴史を持つエストニアの立体アニメーションのスタジオ「ヌクフィルム」、若手の個性が輝く平面アニメーションのスタジオ「ヨーニスフィルム」から選りすぐりの作品群に加え、エストニアアニメーション界の巨匠プリート・パルンの最新作『ガブリエラ・フェッリのいない生活』を含めた見ごたえのあるプログラム。これほど多くのエストニアアニメーション作品が公開されることは日本では初めてのことだという。

エストニアのアニメーション監督であるラオ・ヘイドメッツからは「エストニアの監督は商売になる、ならないなど考える必要はないんだ。自分の創りたい物を悶々と考える。そして作る。お金は国が出してくれるしね。それに国民もそんな作品が大好きなんだ。」とエストニアの制作背景が感じられるコメントもとどいている。

日本のアニメーションとは一風変わった、奇妙でウィットに富み、不条理かつ現代の社会問題を諷刺したエストニアアニメーション。世界各国のフェスティバルで数々の受賞を重ねてきた作品たちに触れることの出来るまたとないチャンスになるだろう。

『第9回ラピュタアニメーションフェスティバル2009』

2009年3月15日(日)~4月11日(土)

会場:ラピュタ阿佐ヶ谷(東京・阿佐ヶ谷)
料金:一般1,200円 シニア学生1,000円 こども(中学生以下)500円 会員800円 3回券2,700円
水曜サービスデー1,000円
問い合わせ:ラピュタアニメーションフェスティバル事務局 03-5327-3786

(画像:『カール・アンド・マリリン』プリート・パルン ©EESTI JOONIS FILM)

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