野村仁の40年の活動を振り返る回顧展『野村仁 変化する相―時・場・身体』

現代美術家・野村仁の40年にわたる活動を振り返る回顧展『野村仁 変化する相―時・場・身体』を、5月27日(水)より国立新美術館にて開催する。

野村は1960年代末から、いち早く写真を使った美術表現に取り組んできたアーティスト。巨大なダンボール箱やドライアイスなどの個体物が、ゆっくりと形を変え様相を変化させていくさまを写真で記録、「重力」や「時間」を眼に見えるかたちで示す作品で注目を集めた。

今回は写真、立体、平面、インスタレーション、映像、その他(本・譜面・CDなど)、マルチメディア・アーティストの先駆けとしての野村の多大な作品の中から計129点が展示される予定。

また関連イベントとして、6月6日(土)に「自然は時間と共に真の姿を現わすか」と題して、野村自身によるトークイベントも開催。7月12日(日)は「時間の知覚」として、美術評論家の中原佑介を招いての講演会も行われる。


CINRA.NETでは、本展覧会の招待券を10組20名様にプレゼントします!
お問い合わせページのメールフォームから、件名に「野村仁 変化する相―時・場・身体」と記入し、お問い合わせ内容欄にご住所をお書き添えの上、お送りください。当選は、招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2009年5月26日)。

『野村仁 変化する相―時・場・身体』

2009年5月27日(水)~7月27日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室 2E
時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
定休日:火曜
料金:
当日 一般1,000円 大学生500円
前売 一般900円 大学生400円

アーティスト・トーク
「自然は時間と共に真の姿を現わすか」

2009年6月6日(土)14:00~15:00
会場:国立新美術館3階講堂

作家:野村仁
定員:250名(先着順)

講演会
「時間の知覚」

2009年7月12日(日)14:00~15:00
会場:国立新美術館3階講堂

講師:中原佑介(美術評論家)
定員:250名(先着順)

解説会

国立新美術館研究員が本展の内容を分かりやすく紹介

2009年6月20日(土)14:00~14:30
2009年7月18日(土)14:00~14:30

会場:国立新美術館3階研修室
定員:60名(先着順)

※すべて聴講は無料、ただし本展の観覧券(半券可)が必要となる

(画像上:野村仁 《正午のアナレンマ ’90》 1990年 和歌山県立近代美術館蔵、画像中:野村仁 《Cosmo-Arbor ’06》 1999-2006年、画像下:野村仁 《Tardiolog y》 1968‒1969 年)

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