それぞれタイプの異なる若手作家、片山大輔と高あみが同時個展

学芸大学のYUKARI ART CONTEMPORARYにて、若手作家・片山大輔の初個展『ひとごとガレット』と、高あみによる個展『ひとになる』が6月20日から同時開催される。

片山は現実と物語の間にあるような奇妙な世界観を、FPRなどによる立体作品や、アクリル絵の具をもちいた平面作品で表現する作家。子供のころから絵本などを好み、空想癖があったという片山は、今でも感動したことや悲しかったこと、うれしかったことなどを全部混ぜ合わせ、再構成を繰り返しながら作品を生み出しているのだという。

対する高は、日本に生まれながら韓国籍を持つ自身のルーツや家族を題材にしたコンセプチュアルな作品や常に物語が背景にあるような人々の作品を制作している。今回は「人の顔」を題材に、その不思議な魅力を美しい表情や歪んだ表情などさまざまな姿のお面として表現する。

それぞれタイプの違う作家が生み出す1つの空間から、共通する意識や時代背景などを感じてほしい。

片山大輔 個展
『ひとごとガレット』

高あみ 個展
『ひとになる』

2009年6月20日(土)~7月18日(土)
会場:YUKARI ART CONTEMPORARY(東京・学芸大学)
時間:木・金・土 11:00~19:00(水曜は事前予約制)
休廊日:日・月・火曜

オープニングレセプション

2009年6月20日(土)18:00~20:00

(画像上:高あみ「おめん」2009 陶、透明水彩、アクリル絵具 h14.0×w10.0×d9.0cm courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY、画像下:片山大輔「むかしの家」2007 キャンソンボードにアクリル 72.8×51.5cm courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY)

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