舞踊家・ボヴェ太郎の新作『Texture Regained −記憶の肌理−』が東京初上演

コンテンポラリーダンスの気鋭舞踊家・ボヴェ太郎によるパフォーマンス公演『Texture Regained −記憶の肌理−』が、9月14日、15日にめぐろパーシモンホールにて上演される。

同公演は2008年に兵庫のアイホールでの上演で話題を呼び、今回は東京での再演となる。ボヴェ太郎は、「場」に起こる出来事すべてを空間と捉え、即興による自由度の高い振付と作り込まれた舞台空間による作品を製作してきた舞踊家。舞台作品のほか、『カンディンスキー展』(京都国立近代美術館)や『ダニ・カラヴァン展』(世田谷美術館)に おける公演、ルイ・ヴィトンとの共同制作による映像ダンス作品などでも知られている。

彼の独自の創作技術であるダンスと朗読によって、音や香りから不意に過去の記憶が呼び覚まされる心理現象を巧みに描き出すというプルーストの「無意志的想起」を紡ぎ出す。言葉と身体で表現するシンプルな舞台空間が、更なるダンスの可能性を導く意欲作に仕上がっている。

Taro BOVE Dance Work
『Texture Regained −記憶の肌理−』

2009年9月14日(月)~9月15日(火)
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
時間:19:30~

構成・振付・出演:ボヴェ太郎
出演:渋谷はるか(文学座)
テキスト出典:『失われた時を求めて』(ちくま文庫)より引用(マルセル・プルースト著 井上究一郎翻訳)
料金:一般2,800円 学生2,000円

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