プロダクトデザイナー・秋田道夫の展覧会『新東京百景−信号編』が、11月17日より青山のギャラリー「NOW IDeA」で開催される。
秋田は、デバイスタイルの一本用ワインセラーやMAのデザイン家電などで知られるデザイナー。多くの人にとって無意識でいる「公共機器」をデザインする事により、美観だけでなく公共物へのモラルをあげることもできるという思いから、10年以上前から公共機器のデザインを多く手がけている。身近なところではSUICAやICOCAのチャージ専用機などからも、秋田の成果を見ることができる。
同展では、都内の信号機とそのまわりにある有名無名の建築や道路そして人との関わりを自ら撮影した写真をはじめ、実際に使われている歩行者用灯器の分解モデルと未来の歩行者用信号機のプロトタイプモデルが同時展示される。
「信号機」をキーワードに、プロダクトデザインの大切さやその世界の広がりと深さに触れられる機会となるだろう。
秋田道夫デザイン展
『新東京百景−信号編』
2009年11月17日(火)~11月23日(月・祝)
会場:NOW IDeA (東京・青山)
時間:12:00~20:00(最終日は17:00まで)
協賛:信号電材株式会社
オープニングパーティー&トーク
「公共デザイン−みんなに愛されるカタチとは」
2009年11月18日(水)
時間:19:00~20:00
出演:
秋田道夫
加藤孝司(ジャーナリスト)
谷尻誠(建築家)